安心毛布
    

2002年07月18日(木) 奥様キラー

うちの会社のKさんは、34才・妻子あり・調理師免許所持。
やんちゃ坊主がそのまま大人になったような感じの人だ。金に近い茶髪で、履歴書の写真は胸元の開いたシャツだった(笑) 一時期はスパイラルパーマなんかしてたり。奥様公認で、裸のお付き合いをしている女性もいるらしい。
そんなKさんの仕事は、社内でも一番お客様に接することが多い。営業とは違うのだけど新規のお客様も獲得したりする。

で、夕方の出来事。今日から配達が始まったお客さまから電話があった。
契約の時に営業さんが配達曜日を勘違いしていたらしく、一度は契約キャンセルと言っていたのを、Kさんが止めたようだ。
電話の感じで、性質の悪いお客だなぁ、と思った。怒っているというのではなく、性質が悪そうな女性。
早速、Kさんに事情を説明して連絡してもらうことにした。
数分後。

「終わったで」
「え、もう終わったんですか?」
「んなもん、簡単や。『あら、それならいいのよ』やって」
「うわぁ・・・むかつくぅ・・・」

私たち事務員への態度とKさんへの態度が明らかに違うじゃないか。以前、その人からの電話を取った子も「感じ悪いなぁ」と言っていた。
このKさんは、そういう性質の悪い女性の扱いが上手い。上手いというか好かれると言うか・・・

そのすぐ後で、別のお客様から電話があった。
少し前に、Kさんが黒酢の契約を取ってきた人だったんだけど、やっぱりキャンセルすると言ってきたお客様だった。その人が本数を減らして配達して欲しいと電話してきたのだ。
しかも最後に「Kさんによろしくね」だってさ・・・
すぐにKさんに連絡して「何かしてきたでしょー」と言うと「いや、『僕はいつまでも待ってます』って言っただけやで」と勝ち誇ったような笑顔で言ってのけた。設置していた牛乳箱を回収に行ったときのことらしい。「箱は置いといて」と言われたので、脈あり!と思ったとか。

Kさん、恐るべし。

10:34 02/07/19

2001年07月18日(水) 更新履歴