[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *
☆8月の特集:スポーツ選手には、なれなかった。
真夏になると貧血になり、日焼けしているにもかかわらず青白い顔をして、 隙を見ては横になって本を読みふけっている─そんな子どもはいませんか。 それは猫やの魔女たちの子ども時代の夏の思い出? かもしれませんね(笑) 太陽に当るととけてしまう─というわけでもありませんが、 どうも、身体を動かすのが苦手なたちで。 体育系のクラブとは、終始無縁でありました。 そんな私たちでもなぜか読んでいるスポーツもの(根性もの)を 書棚の奥から探し出してみましょう。 これがスポーツものかね?というのも雑じってますが。 (マーズ)
2003年05月22日(木) 「アンモナイトの谷」 著者:バーリー・ドハティ 一流選手をめざして、飛び込み競技の練習に明け暮れる15歳のジェームズ。目標は、前逆宙返り二回半。そんな彼が、ある事故をきっかけに、本当の母親を探す旅に出る青春物語。
2002年10月03日(木) 「ボストン夫人のパッチワーク」監修:ダイアナ・ボストン 「グリーン・ノウ」シリーズの作家として知られるL・M・ボストンが残した天才的なパッチワークの写真集。1938年に始まり、1990年に98歳で亡くなるまで徹底的に縫ったボストン夫人渾身の手仕事は、体力と頭脳の真剣勝負でありました。
2002年06月28日(金) 「DIVE!!」著者:森 絵都 2002年10月01日(火) 「DIVE!!(4)−コンクリート・ドラゴン」 第一巻では、ダイヤモンドの瞳を持つ坂井知季。第二巻では、幻の天才ダイバーの血をひく沖津飛沫。 第三巻では、努力家のサラブレット富士谷要一と、主人公を変えながら高飛び込みに打ち込む少年たちを描くスポーツ・ドラマ。第四巻は、三人の少年たちのオリンピック代表権をかけた選考会です。
2001年08月10日(金) 「バッテリー」全5冊著者:あさのあつこ 野球少年たちの越えるべきハードル。主人公原田巧は、父の転勤で新しい中学へ進み、捕手・永倉豪と出会います。野球をしたいという純粋さの前に立ちはだかる壁をひとつずつ乗り越え、少年たちは成長してゆきます。野球好きの大人にもおすすめ。
2002年10月09日(水) 「調理場という戦場」著者:斉須政雄 一人前の調理人になるべく単身フランスへわたる修行の実録は、まさにスポ根の世界。東京の三田で「コート・ドール」のオーナーシェフとなった斉須さんが描く半生記。何かをなしとげるという生き方の本でもあります。
2003年07月07日(月) 「石の都に眠れ」著者:リンダ・ハワード リンダ版インディ・ジョーンズ。ラブロマンスがなぜここに入っているかというと、アマゾン奥地への遠征は、まさに体力勝負の根性ものでもあるからです。財宝への欲望と体力のせめぎあいの渦中、命を張って幻の都を探すジリアン・シャーウッドの活躍をお楽しみに。
「トゥシューズ」著者:ルーマ・ゴッデン(夢の図書館本館、タ行で検索) バレエダンサーを目指す少女ロッテの成長物語。数々の困難を乗り越えながら、ひたむきに頑張るロッテ。人間としてバレリーナとして大きく成長して行く姿を描きます。その他バレエものに、「バレエダンサー」があります。こちらは、バレエダンサーを目指す少年デューンの物語です。
「興奮」著者:ディック・フランシス(夢の図書館本館、カ行で検索) フランシスのジョッキー・シリーズのとっかかりとして最適の1冊。女王陛下の騎手を長年務めたフランシスの膨大な競馬シリーズは外れがなくて、競馬を全く知らなくても楽しめるのがポイント。あこがれの障害馬術、スポーツは苦手でも馬と一緒ならば(マ)。
by お天気猫や
2003年08月30日(土)
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