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2009年10月26日(月) 原爆

今の歴史が始まって以来最悪の出来事といえば、1945年8月6日と8月9日の米軍による原爆投下だろう。
このことに関して、米国は一貫して、戦争を早く終わらせるためとしていたが、何をかいわんやである。
日本人の中には「犠牲となった人には申し訳ないが、あれは仕方のなかったことなんだ。戦前誤った道を歩いていた日本を、米国が正しい方向に導いてくれたのだから。原爆はそのための一つの手・にすぎない」という人もいる。
騙されるな!! 
奴らは、属う種類の原爆を広島と長崎に降らせたんだよ。
これは戦争終結のためというより、実験じゃないか。
戦争終結のためなら、広島に落とした後に、「このまま戦争を続ければ二度目もあるぞ」と強く警告すればよかったはずだ。
日本の降伏後、上陸した奴らは広島と長崎に急行し、原爆が生態系に与えた影響を克明に調査したはずだ。
いや、今もまだ調査しているのかもしれない。

もう一つ言えることがある。
米国は日本人を動物と同等に見ていたということだ。
何十万人の人間を人体実験の尊料として使い、何も悪びれずおれるというのはそう思われても仕方のないことだろう。
とにかくドイツやイタリアには用いなかったのだから、少なくとも人種差別がそこにはあったはずだ。


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