2007年10月19日(金) |
感覚2kmの寒い保育園 |
家から小学校に行く途中に、ぼくの通った保育園がある。 その保育園の入口まで、歩いて3分程度だろうか。 昔は実家から通っていたが、その実家から保育園までは、今のぼくの足で8分程度だ。 距離にすると、800mくらいだ。 大した距離ではない。
ただ、幼かった当時のぼくの感覚からすれば、けっこう遠くに感じていた。 それに加えて、集団登園でダラダラ歩くものだから、20分近くかかっていたような気がする。 20分を今の感覚に換算すると、2km位だろう。 保育園時代の思い出は、なぜか冬のものが多いが、それはきっと、平均温度が今よりもずっと低かった頃の、厳しい冬の寒い中を感覚2km、つまり20分歩かされていたせいだと思っている。
ところで、今ぼくが住んでいるところは、実家よりもずっと保育園寄りにある。 歩いて3分程度の距離だ。 ところが、その3分が遠くに感じるのだ。 しかも、保育園の入口付近を歩く時は、真夏でも、寒い雰囲気を感じる。 これも、幼い頃の「感覚2km」や「寒い冬」のイメージがついてしまっているせいなのだろう。
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