昨日から躍起になって部屋の掃除をしている。 一昨日買った本に、部屋を掃除すると運が良くなると書いてあったのだ。 そういうことを書かれると、単純なぼくは、すぐにそれを実行してしまう。 だが、掃除のほうは、そう単純にいかなかった。
何せ、5年以上も放っておいたのだから、その汚れたるや半端なものではない。 とにかく綿ぼこりがすごい。 それだけでクリーナーの紙パックが一杯になってしまったくらいだ。
特に酷かったのが開けっぱなしにしている扉の裏だった。 そこの綿ぼこりはこびりついて、クリーナーでいくら吸っても取れなかった。 しかたなく下敷きで削り取った。 その時のヨリヨリという感触が小気味よかった。
本を片付け、CDを片付け、機械をクローゼットや物置に押し込んだ。 残ったものはすべてゴミとして処理した。 市が販売しているゴミ袋(大)三つ分のゴミとなった。 一般ゴミは月曜日だが、生ゴミではないので、それまでバルコニーに置いておけばいい。
ということで、何とか掃除は終わった。 この部屋はこんなに広かったのかと思ったことだった。 今までは何か痒かったが、それも解消されたので、これからはこの部屋で寝ることも出来る。 あとは運が良くなることを待つだけである。
|