2007年09月14日(金) |
そういうふうになっている(2) |
これまでぼくの人生にとって必要なことは、すべてこの調子で解決してきた。 会社を辞めた時も自ずとそうなって行ったし、就職が決まった時も自ずとそうなって行った。
そういえば、運転免許を取った時もそうだった。 あの時は、会社から「仕事上必要なので免許を取れ」と言われていたのだが、運転が好きではなかったし、自分の性格が運転に向いてないと思っていたので躊躇していた。 ところが、ある日知り合いから「おまえ運転免許取らんか?」と言ってきた。 その知り合いには、会社から「免許を取れ」と言われているなんて、一言も言ってなかった。 「ちょうど自動車学校が暇な時期で、そこの先生から頼まれたんよ。優先して車に乗せてくれるらしいけ」と言う。 それを聞いて、これは運命だと思い、すぐに手続きをしたのだ。
待つこともなく車に乗れ、免許の取得までさして時間はかからなかった。 流れるように入校して、流れるように卒業でき、流れるように免許が取れたのだった。 最後まで運転に興味を持てなかったものの、そういうふうになっている時というのは、それでも障害なしにうまくいくものなのだ。
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