2007年09月13日(木) |
そういうふうになっている(1) |
一昨日のこと。 夕方から、車に乗って買い物に行ったのだが、まったくエアコンがダメになっている。 時々ハンドルがカクンカクンなって、どうも具合がおかしい。 先日、車屋さんから、「修理を伴う車検を受けるくらいなら、とりあえず新車を買うまで、車検と同額の中古車に乗っておいたほうがいいんやない?」と言われたのだが、こうなったら迷うことなく中古車を買っておいた方がいい。
そうなると車両保険の切り替えもしなければならない。 車両保険は今月が切り替えだから、都合がいい。 と、家に帰ってからすぐに、飲み仲間の一人である保険屋に連絡をとった。 すると、先方はいささか驚いたような声を出した。 「おまえんとこ、ナンバーディスプレイの契約しとるんか?」 「え、そんな契約してないよ」 「いや、5分ほど前に家に電話かけたんやけど、すぐに連絡が入ったけの」 「それは偶然やね。で、何の用やったと?」 「今月、保険の切り替えやろ」 「ああ、そのことね。こちらもそのことで電話したんやけど」
と、中古車を購入する旨の話をすると、「じゃあ、これから会おう」ということになった。 会ったのは家の近くのファミレスで、そこで話をしていると、これまた偶然にも車屋さんから連絡が入った。 中古車をどうするかという話だった。 ぼくが「保険の切り替えも絡んでいるんですよ」と言うと、車屋さんは「ああ、そういうのがあるんやね。けっこう面倒やね」と言う。 「それで今、保険屋さんと話しているんですよ」 「あ、そう。ちょっと替わって」
車屋さんは保険屋さんと話をしてくれ、折り合いが付いた。 ぼくとしては、車屋さんと保険屋さんに、いちいち連絡を取る手間が省けたわけだ。 8月からずっと中古車の件を考えていた。 購入の手続きだとか、保険の手続きだとか、けっこう面倒だと思っていたが、ぼくが買うと決断した日に、そういうことが一気に片付いてしまった。 それも、ぼくの決断から車屋と保険屋の手続きまでにかかった時間は、2時間弱だった。 あとは納車すれば終わりである。 こういうふうに、そうなる時には、こちらが無理をしなくても、不思議とそうなって行くものなのである。
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