台風5号のせいで、昨夜から今朝にかけて、窓が開けられなかった。 雨が叩きつけている窓は当然開けられないし、雨が降り込んでこない窓のほうも、開けるとすごい風が入ってくる。 ということで、我が家は半日閉めきり状態だった。
いかにマンションの6階といえども、この時期は閉めきると暑い。 そのためエアコンを入れることになった。 除湿は洗濯物を乾かすのに何度か使っているが、冷房を使うのは今夏初めてである。 ただ、ぼくたち夫婦は基本的にエアコンがダメなので、あまり温度を下げると体調を崩してしまう。 そこで設定温度を高めにすることにした。
最初は25度にしたが、これが寒い。 1度上げて26度、それでも寒い。 27度でもダメ。 九電が推奨している28度、これでもきつく感じる。 結局29度で収まった。
ところで、昨日の最低温度は25度だったから、窓の外は25度だったわけだ。 一方家の中の設定温度は29度、つまり外気温よりも4度高かったということだ。 閉めきると暑いが、別に熱がこもっているわけではないから、実際内気温は29度よりも低かったのではないだろうか。
こういう場合、29度の設定だとエアコンは作動しないか、送風運転になるかするはずだ。 ところが、エアコンのないトイレから帰ってくると、かなり涼しく感じた。 ということは、温度は下がっていたことになる。
もしかしたら設定温度を内気温より高くしたために、エアコンがふてくされて、わざと温度を下げたのかもしれない。 もしエアコンが口をきけたら、「この暑いのにふざけるな!」と言っていただろう。
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