頑張る40代!plus

2007年06月22日(金) 間違い電話

朝方電話がかかった。
「誰か、こんな朝っぱらから」
と受話器を取ると、「もしもし」というおばさんの声がした。

「はい」
「T事務所ですけど、お母さんいらっしゃいますか?」
「えっ?」
「T事務所ですけど」
「どちらにおかけですか?」
「695のXXXXですよ」
「うち違いますよ」
「えっ、でも695のXXXXなんですよ」
「うちは692です」
「あのー、お母さんは…?」
「だから違います」
「どういうことですか?」
「どういうことも何も、番号を間違ってるんですよ」
「でも、695ですよ」
「だからうちは692と言ってるでしょ」
「あっ。ああ、間違いなんですね。ハハハ。では」

691とか592とかの間違いならたまにあるが、695というのは初めてだ。
きっとボタンの1段目と2段目を間違えて押したのだろう。

さて、時期が時期だから、事務所と言えば選挙事務所だと思う。
おそらくおばさんは電話番号695の人に、支援のお願いの電話をしたのだろう。
だが、このおばさんには今時のボタン式の電話は不向きなのだ。
T事務所はこのおばさんのために、黒電話を用意してやるべきである。
そうしないと、何度も同じ失敗を繰り返すだろう。
なぜなら、このおばさんは指が太いはずだからだ。
それに思い込みも激しく、自信家ときているから、間違うたびにトラブルを起こすに違いない。
悪いことは言わんから、すぐにでも黒電話を用意してやるべきだ。


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