数日前の話だが、夜中ある夢を見て目が覚めた。 それは家の夢で、けっこう大きな家を建てて、そこに移り住むという話だった。 とにかく敷地が広く、庭は車が走り回れるほど広かった。 その夢にいろいろな知り合いが出てきたのだが、目が覚めたのは、その人たちと二階の部屋で雑魚寝している場面だった。
その夢がけっこうリアルだったせいもあり、目が覚めてからしばらく寝付けなかった。 その時だった。 嫁ブーが目を覚ました。 「眠れんと?」 「おう。ちょっとリアルな夢見ての」 「どんな夢?」 「大きな家を建てて、そこの移り住む話」 「えっ?」 「何をビックリしよるんか?」 「いや、私も今、家の夢見よったんよ」 「えっ?」
詳しく聞いてみると、どうやらぼくと嫁ブーは同じ夢を見ていたようなのだ。 登場人物は若干違ってはいたが、雑魚寝するところまでいっしょだった。
ちなみに、夢占いによると、大きな家に移り住む夢は、いいことが訪れる前触れらしい。 ということで、この先我が家は安泰である。
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