頑張る40代!plus

2007年05月30日(水) 無駄な知識

ウォーキング中に道を聞かれた。
「すいませんが、○○町3丁目はどの辺りになりますか?」
「○○町3丁目?」
「ええ」
「○○町3丁目じゃわからんなあ…」
「あ、地元の方じゃないんですか?」
「いや、地元は地元なんやけど。○○町3丁目と言われるとちょっとわからんのですよ。通称名とかわかりませんか?」
「ああ、それはわかりませんねえ」
ということで、教えることが出来なかった。
もし、その人が通称名で言ってくれたら、きっとわかっていただろう。
というより、逆にぼくが地元の者でなかったほうがわかっていたかもしれない。

ぼくが通った小学校は、大字○○という地区がそのまま校区になっていた。
だから、地区懇談会や地区対抗リレーでの地区分けは、すべて通称名ごとにやっていた。
それで、このへんの地理を憶えたわけだ。
その後区画整理が行われた際に、大字表記がなくなり、いくつかの町に分けられた。
ところが、普段の生活では通称名ですむので、なかなか○○町×丁目を使う機会がない。
そのため、いつまでたっても○○町×丁目の場所を憶えられないのだ。
今日、その通称名の知識というのが、まったく役に立たない知識だというのを知った。


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