頑張る40代!plus

2007年05月19日(土) 流行語博士

朝からこの歌が頭の中で鳴っている。
「ビバーヤング、パヤパヤ、ビバヤング!」
これを見てピンとくる人は、おそらく40代半ばから50代前半の人だろう。
これは何かというと、オールナイトニッポンのCM明けに、例の「オールナイート、ニッポーン〜♪」と交互にしつこくかかっていた短い歌(何というのだろう?)である。

初めてこれを聞いた時、『ビバ』の意味がわからなかった。
まだ家庭用のパソコンなどなかった時代であるから、調べものは辞書が頼りである。
当時はまだ外来語辞典や流行語辞典などなかったため、こういった外来語は国語辞典で調べるのが常だった。
しかし「ビバ」はイタリア語で、その頃にようやく流行したような言葉だったから、載ってはいない。
そこで、友だちに教えてもらうことになる。

当時はそういう流行語とかにやたら詳しい、流行語博士のような奴がいたものだ。
ようやくその言葉が世間に広がり始める頃、博士はすでにそういう言葉を知っていたのだ。
パソコンはもちろん、今ほど情報誌も溢れてはいなかった時代、彼らはどうやってそういう情報を得ていたのだろうか?
そういえば小学生の頃、大橋巨泉の「ハッパフミフミ」の意味を、まことしやかに答えている奴もいた。
しかし、あれは特に意味のない言葉だったと思うのだが…。
きっと彼は特別な情報網を持っていたのだろう。

さて、その博士の一人に、ぼくは『ビバ』の意味を教えてもらうことになるのだが、学生時代、けっこうこういうことが多かったような気がする。
そういえば、『ダサい』『ヤバい』『ノンポリ』『マジ』『白ける』なども、流行語博士に教えてもらった言葉だった。


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