2006年06月26日(月) |
ビートルズ来日40周年 |
このところラジオを聞く機会が多くなった。 家にいてラジオを聴くことはほとんどないから、それだけ車上の生活が多くなったということだ。
それはともかく、ここ数日ラジオでよくビートルズがかかるようになった。 最初は「何でこの時期に?」と思ったのだが、よく考えてみると、今年はビートルズが来日してちょうど40年ではないか。 おそらくそれを記念してやっているのだろうと思っていると、案の定そうだった。
「またか」である。 実はこういう現象は今始まったことではないのだ。 ぼくが学生の頃にも、『ビートルズ結成10周年』だとか、『解散5周年』だとか、『来日10周年』だとかいったように、何かにつけてビートルズの特集を組んでいたものだ。 さすがにその頃の音楽界は、ビートルズの影響下にあったし、聴いているぼくたちも「かっこいい」という思いを持っていた。
が、さすがに40年もたつと、しかもあの頃と同じような特集を組んでいるのかと思うと、いささかうんざりする。 しかし、そういうふうに感じるのはぼくだけなのかもしれない。 なぜなら、ぼくが作曲を始めた頃に、おそらく一生分のビートルズを聴いたからだ。
あの頃は、寝ても覚めてもビートルズだった。 LP『アビーロード』のB面に入っている、「ポリシーン・パン」から「 シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」に切り替わるところを何度聴いただろう。 「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に何度針を落としただろう。 おかげで、そういうアルバムは、もうボロボロである。 まあ、CDがあるから、聴きはしないのだが。
話を元に戻すと、ぼくがよく聴いているKBCラジオは、今週が『ビートルズ・ウィーク』になっている。 それぞれの番組で必ずビートルズをかけているし、それについてのコメントも入れている。 例えば、昼間の番組では、月曜日のレギュラーおすぎさん(おすぎとピーコのおすぎ)がビートルズについて熱く語っていた。 おそらく中央では、こういうことはしないだろう。
昨日は交通情報で「ドライブ・マイ・カー」をかけていたし、また、天気予報には「オブラディ・オブラダ」をかけていた。 まあ交通情報の「ドライブ・マイ・カー」はわかるものの、天気予報での「オブラディ・オブラダ」はどうかと思う。 やはりこういう時期だから『レイン』、もしくはてるてる坊主感覚で『グッド・デイ・サンシャイン』ではないだろうか。 そういえば、40年前ビートルズがやってきた時、日本は雨が降っていたのではなかっただろうか? ああ、飛行機到着が台風で遅れたんだった。 で、着陸時の羽田の天気はどうだったのか? まあ、どうでもいいや。 いずれにしても梅雨時だったのだから。
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