先日ここに書いた『ザターン』が、とうとう稼働を始めた。 初日の昨日は、朝からザターン目当ての人が多く来場したらしく、午前中のラジオでは「すでに2時間待ちの状況」だと言っていた。 スタートからゴールまで1分もかからないアトラクションで2時間待ちとは、いったいどのくらいの人が並んでいたのだろうか。
さて、そのザターンだが、幹線道路に面して設置してある。 そのおかげで仕事中に試運転を見ることが出来たわけだ。 で、昨日も仕事中にザターンの横を通ったのだが、十数台の車がそこに列をなして停まっていた。 駐車場は別の場所にあるので、別に駐車場待ちをしているのではない。 いったい何をやっているのだろうと見てみると、みな車の窓を開けてザターンの方向を向いている。 どうやらギャラリーらしい。 「こんなところで見るくらいなら、ちゃんと入場して乗ればいいのに」と思ったものだ。 まあ、フリーパス付きのチケットが4200円だから、たった1分のアトラクションのために遣うのはもったいない気もする。 しかし、そこにいた子供たちのゴールデンウィークの想い出は、「ザターンを見学した」ということになるのだから、かわいそうな気がする。
ところで、前に議論を闘わせたザターンのエンジンの件だが、他の絶叫マシン同様にワイヤーで引っ張っていることがわかった。 そうだろう、ロケットエンジンを使うわけがない。 ましてやペットボトルの応用とかありえない。 バネなんてもってのほかだ。 パチンコの玉じゃあるまいし。
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