2005年12月28日(水) |
『長い浪人時代』の続編を書こうと思っているのだが |
さて、昨年から今年にかけての年末年始は、『長い浪人時代「上京前夜」』を書いていた。 そろそろその続編を書こうと思っているのだが、その頃の記憶というのがほとんどない。 友人とアルバイトをしていたり、母と将来についての言い争いをやったりしていたくらいだ。 ぼくの日記を読んだ人から、「よくそんなに昔のことを憶えているなあ」と言われることがある。 それは断片的ではあるが、日記を書いていたからだ。
ところが、東京前夜については、日記がない。 いや、日記は時々付けていたのだが、その日記は人に貸したまま戻ってこないのだ。 そのため、肝心なことが思い出せないでいる。 そこには、けっこう好きな詩も書いているのだ。
そんなに大切な日記なら返してもらえばよさそうなものだが、その人が今どこにいるのかがわからない。 しかし、居場所がわかったとしても、もう26年前のことだから、その人は借りたこと自体忘れているだろうし、もしかしたら、捨ててしまっているかもしれない。
前に書いたかもしれないが、その『長い浪人時代』の時期は、1976年から1981年までの5年間である。 その5年間を「予備校時代('76〜'77)」「孤独と焦燥('77)」「上京前夜('77〜'78)」「東京時代('78〜'80)」「長崎屋物語('80〜'81)」というふうに分けている。 そのほとんどはすでに書いたのだが、「上京前夜」の第2部がまだなのだ。 それができると、完成ということになる。
ということで、早く書いてしまいたいのだが、前述したようにその記憶がないのだ。 東京時代に出会ったA君、もしこのブログを見ていたら、日記を戻してもらえないでしょうか。
あ、そうか。 ぼくが誰だかわからないか。 えーと、代々木公園で、『ショートホープブルース』を歌った男です。 というか、新宿歌舞伎町のパチンコ屋でスリにあって、2万円盗られた男です。 あっ、歌舞伎町で思い出した。 居酒屋『北の家族』で、横の客と意気投合し、炭坑節を歌って店の人から「ここでそんな歌を歌わないで下さい」と注意された男ですよ。
それでもわからんか。 じゃあ、これでどうだ。 千葉稲毛のK君宅にみんなで泊まった時、IとK子がぼくの隣でHしていたのも気づかずに、ずっとイビキをかいていた男です。 K君というのは、その翌年、M美と出来ちゃった婚したあいつですよ。 君も結婚式に呼ばれたでしょ?
ぼくがN美の件で悩んでいる時に、「しんた、やっちゃったのか?やっちゃうと、後が大変だよ(注;ぼくはやってない)」などと言いながら、親身(?)になって相談に乗ってくれたじゃないですか。 N美がそのことで、宴会の途中に泣きながら小田急線に乗って帰ったのを、君なら憶えていると思うのですが。 思い出しましたか? いや、思い出して下さいよ。 そして、早くぼくの日記を戻して下さい。
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