頑張る40代!plus

2005年11月01日(火) 夢通信(1)

さて運命の月である。
これからぼくはどう変わっていくのだろう。
それを占いの人は教えてくれなかった。
ただ言えることは、ぼくが夢を見て生きていくことにした、ということだけだ。
ということで、今日は風呂の中で夢を見ていた。

風呂の中で本を読んでいる時だった。
突然『ビービー、ガーガー』という音がしてきた。
「何だろう?」と思っていると、突然目の前にテレビが現れた。
画面は白黒画像で、最初ぼやけていたが、だんだん輪郭がはっきりしてきた。
一人の少年が映っている。
どこかで見たことのある顔をしていた。
ぼくがじっとその画面を見つめていると、少年はおもむろに口を開いた。

少年「あのー」
おいちゃん「‥‥」
小「あのー」
お「‥‥」
小「おいちゃん、返事してください」
お「えっ? おれに言いよると?」
小「そうですけど」
お「あんた誰?」
小「しろげしんたといいます」
お「えっ?」
小「おいちゃん誰ですか?」
お「おれも、しろげしんたというんやけど…」
小「えーっ。ホントですか?」
お「うん」
小「何で同じ名前なんですか?」
お「知らんよ、そんなこと。ところで、あんた何しようと?」
小「スーパージェッターを見ていたんです。そしたら、急にチャンネルが変わって、おいちゃんが出てきたんです」
お「えっ、スーパージェッターって、そこは今何年?」
小「昭和41年です」
お「昭和41年…?」
小「はい」
お「あんた今何年生?」
小「小学3年生です」
お「何組?」
小「4組」
お「教室は2階やろ」
小「うん」
お「担任の先生の名前は?」
小「Y先生」
お「4月に、教室から1階のテラスに唾はいて、それが女子の頭にかかって怒られんかった?」
小「怒られた」
お「…そうか」
どうやらぼくは、39年前の自分を見ているようなのだ。

小「おいちゃんは何してるんですか?」
お「風呂に入っとるんよ。そしたら突然目の前にテレビが現れて、あんたが出てきたんよ」
小「へえ」
お「もしかしたら…、もしかしたらなんやけど、おれ、あんたの39年後の人かもしれんのよね」
小「えっ、そうなんですか?じゃあ、ぼく、今月9歳になるから、39年後というと…、えーと、おいちゃんは今月48歳になるんですか?」
お「うん」

小「おいちゃん、仕事は何やってるんですか?」
お「販売の仕事」
小「販売って、何の?」
お「主に電化製品」
小「えっ、ぼくはそんな仕事はするつもりないけど…」
お「その時はそうやったけどね、成り行きでそうなったんよ」
小「成り行きって何ですか?」
お「そのうちわかる」

小「結婚してるんですか?」
お「うん」
小「お嫁さんの名前、何と言うんですか?」
お「ユキ」
小「えっ、M子じゃないんですか?」
お「何でM子なんね?」
小「だって、ぼくM子と結婚の約束したんですよ」
お「M子はねえ、小学校3年と4年の時だけの話。それからいろいろあるんよ」
小「いろいろって何ですか?」
お「…そのうちわかる」


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