2005年10月11日(火) |
ホークスファンを前にして、言うべきことなのか? |
最近は、どこに行ってもホークスのグッズが売っている。 この間の休みは小倉の井筒屋に行ったのだが、特設コーナーが設けてあり、そこでホークスグッズを売っていた。 今日イオンに行ったら、そこにも特設コーナーが設けてあり、同じくホークスグッズが売っていた。
ダイエーホークスの頃は、福岡ドームに行くか、福岡のダイエーショッパーズに行かないと売ってなかった。 ぼくの部屋のクローゼットに、ダイエーホークス時代のスタジャンがかかっている。 これを買ったのは6,7年前の正月だったと思うが、野球をやってない福岡ドームにわざわざ行って、買い求めたものである。 それが今では、近くのスーパーで手軽に買えるのだ。 ソフトバンクになって、よりいっそう地域に密着してきたということだろう。
さて、そのホークス、明日から千葉ロッテマリーンズを迎えて、プレーオフ第2ステージを戦うことになっている。 今日もローカルバラエティ番組で、その特集をやっていた。 第1ステージで西武を連勝で退けて勢いに乗るマリーンズを、我がホークスがどう食い止めるかというところに、話題が集中していた。 結局は地元ひいきも手伝ってか、3勝1敗でホークスという予想を立てていた。 さて、どうなることやら。
ところで、その番組の中で、アナウンサーや解説者がちょっと気になることを言っていた。 ロッテファンのことを、しきりに褒めているのだ。 何でも、ロッテのファンは日本一なんだそうだ。 ヤフードームに来るロッテファンは、本当に少ない。 しかし、少数ながらもロッテファンの応援は統一されているし、声もよく通る。 こちらが負けている時には、その声が本当に鬱陶しく感じるものだ。 それだけ、ホークスの選手にもプレッシャーを与えているのだろう。
また、ロッテファンの特徴として、マナーがいいことも上げられる。 以前、ホークスが千葉マリン球場で優勝を決めた時、ロッテファンはちゃんとエールを送ってくれたものだ。 それを見て、実にすがすがしい気持ちがしたものだ。
しかし、それが日本一のファンだと言われると、ちょっと首をかしげたくなる。 確かに、応援団は日本一かもしれない。 が、それが全体の応援となると、そうは思えないのだ。 今年は強かったからお客も入った。 だが、弱い時はどうだったか。 いつも球場は閑古鳥が鳴き、酷い時にはパリーグのお荷物みたいに言われていたではないか。 強くなったから応援に行くだけの人たちを、どうして日本一のファンと呼ぶのだろう。
ホークスの話で申し訳ないが、かつてホークスは万年Bクラスの弱小球団だった。 だが、それでも腐らずに、ホークスのファンは球場に集まった。 その結果、球場はいつも満員か、それに近い状態だった。 そして、いつも球場を埋め尽くす熱いファンの声に後押しされたホークスは、ついに常勝球団になったのだ。 いくらリップサービスにせよ、そういうホークスファンを前にして、ロッテファンが日本一だというのは、実に失礼なことである。
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