| 2004年10月07日(木) |
プレーオフ第2ステージ 第2戦 |
今日の敗因は、シーズンの内容から抜け切れていなかったピッチャー和田と、変に松坂を意識しすぎた打撃陣につきる。 昨年活躍した和田と斉藤は、なぜか今シーズンは大量得点献上ピッチャーになりはてた。 和田の場合、数字こそ10勝6敗と2年連続の二桁勝利をあげてはいるものの、その中には打撃に助けられて勝ち星を拾った試合もいくつかあった。 負ける時といえば、5点とか6点とか、ひどい時には8点も相手に献上して、早々と降板する場面が目についたものだ。 そして今日の試合は、まさにそういうシーズンを象徴した内容だった。
まあ、こういうシーズンだったからこそ、首脳陣は和田の失点はある程度覚悟していただろう。 が、それをカバーする打撃がなってなかった。 今シーズン1勝5敗と大きく負け越している、というより、今季の勝ち星10個の松坂に、勝ち星半分を献上した打線だから、苦手意識を持つのはわかる。 しかし、プレーオフは短期決戦なのだ。 それを重々わかっているくせに、相変わらず松坂に対してはレギュラーシーズン通りの攻めをやっている。 つまり、つなぐ野球が出来ていないのだ。 相手は、以前のような速球だけのピッチャーではない。 ちゃんと緩急や変化球を織り交ぜて、頭脳的なピッチングをやっている。 それに対するのが、『苦手松坂』という重しを背負い込み、その重圧をはねのようとして、妙に力んでバッターボックスに入るホークスの打者たちである。 これでは勝負は見えている。 たまに長打が出ることは出る。 が、次の打者は、元々背負い込んでいる『松坂』という重しの上に、さらに『打点』という重しまで背負い込むわけだ。 この重さで打席に立つわけだから、得点出来るはずがない。 おそらくバットの重さが、何倍にも感じられるのだろう。
この『苦手松坂』という重しを背負っているのは、何も打者だけではない。 肝心の首脳陣が持っているから、話にならない。 シーズン中から松坂が投げる時は、なぜかちぐはぐな攻撃が目立っていた。 もちろん今日もである。
6回の裏の攻撃、1アウト1,3塁のチャンスで、宮地はきっちりとセンターにフライを上げた。 当然タッチアップである。 ところが、スタートをしたはずの柴原は、なぜか3塁に戻っていた。 球がそれたので、走っていれば確実にセーフだった。 安全策をとったのかどうかは知らないが、1点2点を争うゲームならともかく、すでに9点も差を開けられて勝敗は決まったようなものだったのだから、失敗したとしても体勢には影響はなかったはずだ。 何で止めたんだ? 松坂から得点できる、唯一のチャンスだったのに。 その1点が後の試合に生きてくるだろうし、もしかしたら、それでこの試合の流れが変わっていたかもしれないのだ。
あの場面、もし他のピッチャーが投げていたら、確実に走らせていただろう。 この辺の首脳陣の采配の狂いも、『苦手松坂』からくるものだと、ぼくは思っている。 何で、他のピッチャーと対戦した時のように、のびのびとした攻撃が出来ないのだろう。 それほど松坂は重いのか? 首脳陣以下全選手が、この松坂プレッシャーから解放されない限り、プレーオフ制覇はあり得ないだろう。 ファンは悔しいぞ。
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