頑張る40代!plus

2004年08月11日(水) 異物感(1)

【1】
今はかなり良くなっているが、今日は目がひどいことになっていた。
朝、目が覚めた時、何となく左のまぶたが重く感じた。
まあ、そういうことはよくあることだし、放っておけば自然に治るので、それほど気にしないでいた。
ところが、何分か後に、まぶたの裏がコロコロしだした。
まつげが立っているのかと思い、洗面所に行って鏡を見てみた。
確かに2,3本、細かいまつげが目の中にあった。
そこで、まつげを取り出し、水道水で目を洗った。
これで楽になったと思いきや、しばらくするとまたコロコロが始まった。
そうこうしているうちに出勤時間が来てしまったので、治療は一時中断することにした。
車の運転には支障はなかったが、やはり気になる。
それは、20年ほど前に、やはりまぶたの裏がコロコロして、大変な目にあったことがあるからだ。

【2】
20年ほど前のある日のこと。
ちょうど仕事が休みで、今の嫁さんとファミレスに食事に行くことになった。
ファミレスは家の近くにあったので、歩いていくことにしたのだが、その途中で雨が降り出した。
傘を取りに帰ろうかとも思ったが、空を見るとすぐにやみそうに見えたので、その道の脇に生えていた木の下で雨宿りすることにした。
しばらくしてから、雨は小降りになった。
「さてそろそろ行こうか」と、その場を離れようとした時だった。
木の葉から落ちてきたしずくが、目の中に入ったのだ。
すぐにしずくを拭ったが、それがいけなかったのだろう。

翌朝、何か目の中がコロコロする。
「おかしいな」とは思ったが、その時もしばらく放っておいた。
ところが、そのコロコロでだんだん目が充血してきたのだ。
しかもコロコロ感はかなりひどく、角膜を傷つけているような気がする。
「これはまずい」と思い、眼医者に行くことにした。

眼医者に行くのは、小学生の頃トラコーマの治療に行って以来のことだった。
「どういう治療をするのだろう」と周辺の治療イスを覗いてみると、何と隣の治療イスでまぶたの切開をやっているではないか。
ものもらいのようなものを切っていたのだが、切った瞬間に血が吹き出ている。
それを見てぼくは、「もし切開すると言われたら、絶対に断ろう」と思ったものだった。


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