頑張る40代!plus

2004年03月21日(日) ライブやりたいなあ

またしてもプレイヤーズ王国のことを書く。
ぼくがプレイヤーズ王国に、歌を登録してから、何人かの方々が掲示板に感想を書き込んでくれた。
その中の3人の方は、ぼくと同じくプレイヤーズ王国で歌を登録している人たち、つまり同志である。
どの人も、現役でライブをやっている人たちばかりで、声の通りといい、説得力のある歌いっぷりといい、かなりぼくの上をいっている。
すでに現役を諦めているぼくは、そういう方々の歌を、感動と羨望と嫉妬の耳で聴いている。
おそらく、その人たちは地元ではかなり名が売れているのだろう。

さて、身近に、ぼくの歌を気に入ってくれている人が何人かいるのだが、そういう人たちから、よく「ライブやれよ」と言われている。
その都度ぼくは、「いつか暇になったらやるよ」と答えている。
しかし、これは逃げ口上である。
実際、ぼくは、ライブをやるような気概を持ち合わせてはいないのだ。
確かに、過去何度かライブハウスに立ったこともあるし、スナックで歌っていたこともある。
結婚式では弾き語りをせがまれ、数百人の前で歌ったこともある。
しかし、その時ライブをやっていたわけではない。
観客を盛り上げたり、惹きつけたりするようなるようなパフォーマンスをやることもなく、ただ淡々と歌をうたっていただけにすぎない。
主催者側からすれば、「これじゃ、金取れんな」という存在であったわけだ。

なぜ、ライブが出来ないのかと言えば、ぼくが極度の『あがり症』であるからだ。
初めて人前で歌った時など、歌っている途中に腹が痛くなって、ステージの上で座り込んでしまったほどだ。
歌うだけで精一杯なのに、パフォーマンスなんてとても出来るものではない。
普段は「口から先に生まれてきたんじゃないか」と言われるほどおしゃべりなのだが、大勢の人の前だと、急に黙り込んでしまう。
だから、昔ミュージシャンを目指していた頃でも、コンサート中心のミュージシャンではなく、ビートルズの後半のような、スタジオで曲作りに励むようなミュージシャンを目指したのだ。

ところが、ここ最近、同志たちの影響からか、ライブをやりたくなっている。
「別にパフォーマンスなんかやらなくても、歌だけで充分だ。わかる人はわかってくれる」とか、「そうか、これだけ日記を書いてきたんだから、別に歌にこだわらなくてもいいんだ。ネタに困らないから、歌だけじゃなく、エッセイを語ってもいいわけだ」というふうに、気持ちが変化してきたのだ。
しかし、気持ちはそちらに傾いたものの、具体的にどうやったらライブが出来るのかわからない。
とりあえず、以前歌っていたスナックにでも行って、もう一度歌ってみるか。
いや、夜の街に繰り出して、酔っぱらい相手に『酒と泪と男と女』でも歌ってみることにするか。
これだと、うまくいけば日銭も稼げるし。
ということで、まず、例の『あがり症』を何とかすることにしよう。


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