2004年02月15日(日) |
何があったんだろう? |
昨日、昼過ぎに一本のメールが入った。 3号線が大渋滞しているというのだ。 何か事故があったのかと思い、続報を待っていたが、結局来なかった。
夕方、Hさんという男性社員が、「昼間の渋滞はすごかった」と言っている。 ぼくが「何かあったんですか?」と聞くと、Hさんは「何があったかはわからんけど、とにかく警察がたくさん出て道を塞いでいた」と言う。 「いったい何があったんだろうか?」 わからなければわからないほど気になってしかたがない。
それだけ警察が出ていたのなら、きっと夕方のニュースでやっているはずだ。 そこでテレビをつけて、夕方のニュースのハシゴをした。 が、どのチャンネルもそういうニュースは流していない。 家に帰ってから夕刊を確かめたのだが、そこにもそのことは書かれていなかった。 「いったい何があったんだ?」 この思いは時間が経つほどに強くなっていった。
さて、今日のこと。 顔なじみの刑事さんがやってきた。 そこで、ぼくは昨日の件を聞いてみようと思った。 が、運悪くお客さんに捕まってしまって、聞く機会を逃してしまった。 「結局わからないままか」 そんなことを思っていると、最初にメールをくれた人がぼくのところにやってきた。 そして「しんちゃん、昨日の事件わかったよ」と言った。 「え、何やった?」 「ビルの工事で足場を組んどったらしいんやけど、昨日の春一番で、それが崩れてしまったんよ。それでその足場が道路に散らばって、警察が総動員になったということらしい」 「で、誰か被害にあったん?」 「いや、幸い誰も被害には遭わんやったらしいよ」 「へえ、そういうことやったんか」 犯人は、春一番だったのだ。 しかし、警察もこの犯人が相手では、手の施しようがなかっただろう。 ということで、これで何とか、ぼくの中の疑問は解決し、一安心したということである。
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