頑張る40代!plus

2003年12月30日(火) 葛根湯

今年の1月と5月に大風邪を引いた。
そのせいか、風邪に対してかなり神経質になっている。
ちょっと体が冷えたり、鼻水が出たりすると、「風邪引いたんやないやろか?」と不安になっていくのだ。
何となく熱っぽくもあるし、のどもいがらっぽく感じる。
そうなると、仕事にも遊びにも身が入らなくなる。
12月に入ってから、こういう状態に何度もなった。

そこで、今年の反省をふまえて、そういう時にはすぐさま葛根湯を飲むことにしている。
葛根湯を飲んでしばらくすると、体の芯が暖まっていき、そのうち風邪に対しての不安がなくなっていく。
気がつけば、体調は良くなっている。
今のところ、この用心を重ねて行っているから、冬に入ってから風邪を引かなくてすんでいる。

世間で言われているように、風邪の引き始めの葛根湯は確かによく効く。
何よりもいいのは、漢方だから胃を荒らすこともないし、副作用もないことだ。
完全に風邪を引いた時に飲むパブロンは、必ずと言っていいほどぼくの胃を荒らす。
さらに、肌が荒れ、ひどい時には吹き出物まで出来る有様である。
こういう思いをしたくないからこそ、この冬に入ってから、極めて早く葛根湯を飲んでいるわけだ。

よく葛根湯が「苦い」だとか、「変な味」だとか言う人がいるが、ぼくはこの手の味が好きである。
それは、どことなく養命酒の味に似ているせいなのかもしれない。
全体の味は、確かに複雑怪奇ではある。
が、嫌味はない。
苦みの中に潜むほの甘さも、味わいがあっていい。

しかし、この引き始めには万能と思える葛根湯にも、欠点がないわけではない。
それは、値段が高いということだ。
高いと言っても定価で1800円(カネボウ12包入り)だから、普通の薬と変らないところなのだが、なぜかこの薬に関しては高く感じるのだ。
昼食代を削って買っているから、そう思うのかもしれない。
また、「薬と言っても、元々は草やないか」という気持ちが働いているからなのかもしれない。

とにかく、12月に入ってもう3箱も買っているので、すでに馬鹿にならない額を払っているのだ。
この投資が無駄にならないように、せっせと養生に努めていかなければならない。


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