頑張る40代!plus

2003年10月15日(水) 実家から自宅まで

実家から自宅まで、歩いておよそ5分。
この5分という短い時間の中に、いろいろなドラマがある。

先日。
夜、実家から戻っている時のこと。
夜道を男女二人が歩いていた。
男性は30代位、女性のほうは60代位で、親子のようだった。

ぼくは彼らの10メートルほど後ろを歩いていた。
二人は何かコソコソと話をしている。
別に聞き耳を立てていたわけではないが、風向きのせいか、その話が時々聞こえてくる。

息子「ごめんな。ごめんな」
母「ほんと、お前は女を見る目がないのう」
息子「母ちゃん、ごめんな…」
そう言うと、二人は口を閉じた。

いったい、息子は母親に何を謝っていたのだろうか。
母親の「女を見る目がない」という言葉から察するに、この男は奥さんにでも逃げられたのだろうか。
それとも、性悪な女に騙されて金でも盗られたのだろうか。

母親に謝るくらいだから、母親に迷惑がかかったか、母親が息子と女の調停に乗り出したかのどちらかだろう。
聞こえてきた会話がそれだけだったので、そういう推測しか出来ない。

ああ、二人にいったい何があったのだろうか。
ぜひとも知りたい!

実家から自宅まで、歩いておよそ5分。
この5分という短い時間の中に、いろいろなドラマがある。


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