昨日、日記を書き終えた後に、「何をしようか」と考えていたが、結局風呂に入ることにした。 帰ってから、おそらくすぐに寝てしまうだろうから、そのための準備である。 久しぶりの長風呂だった。 本を持ち込んでの半身浴で、汗をたっぷりかいた。 その後少し仮眠して、会に出発した。 酒が入るので、もちろん車ではない。 当初バスを使っていこうかとも思った。 が、時間まで少し待たなくてはならない。 それが嫌だったので、歩いていくことにした。 30分歩いて目的地に着いた。 そこにいつものメンバーがいた。
昨日はえらく長い時間、飲み屋に籠もっていた。 会が始まったのが7時半で、終わったのが1時過ぎだった。 およそ6時間も同じ飲み屋にいたことになる。 この間ビール10杯以上を飲んだ。 ここ最近飲んだ量としては、最高である。
会はいつもと変らなかった。 たわいのない話が進んでいくうちに、11時になった。 「明日仕事やし、そろそろお開きにしようか」と言っていた時だった。 ゲストが登場した。 同じく高校の同級生男子である。 そこから会は延長となった。
ぼくにとっては、彼と28年ぶりの再会だった。 彼はぼくを見るなり、「しんた君?」と言った。 28年の歳月が「君」という言葉に集約されている。 『君?そんな付き合いじゃなかったやろ』と思いながらも、ぼくは「お久しぶりです」などと答えていた。 「お久しぶりです」、これも28年の歳月だろう。
その後、次回の打ち合わせなどをした。 次回は内輪だけの飲み会ではなく、クラス会にしようと言うことになった。 クラス会ということは、当然女子もくるだろう。 ま、かなりおばさん化しているに違いないが、会ってみたい気もする。 話がまとまったところで、午後1時過ぎにお開きとなった。
さて、さすがに朝の寝起きはつらかった。 今日、早出の友人から「明日6時過ぎにモーニングコールを入れてくれ」と頼まれていたのだが、その時間はまだ夢の中であった。 そのことに気づいたのは昼頃だった。 ぼくは慌てて電話した。 「おい、起きたか?」 「ちゃんと6時に目を覚まして、今仕事をしよるわい」 さすがにタフである。 彼は高校時代、体育祭の打ち上げの翌朝に、二日酔いにもかかわらず、皿倉山(標高622m)を駆け上った実績を持っている。
とにもかくにも久しぶりの同窓会は終わった。 次回はいつになるのだろう。 今から楽しみにしている。 もちろん楽しみは、女子である。
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