頑張る40代!plus

2003年09月18日(木) 健康診断(前編)

【胃透し】
予定通り、朝少し早めに起きて出社し、健康診断に行った。

まず受付に行き手続きを取る。
前回までは、そこの係員が「はい、胃透しに行って下さい」と事務的に言ってのだが、今回は「胃透し、どうされますか?」というふうに、言い方が柔らかくなっていた。
もちろん、ぼくは「受けません」と答えた。
前回のように「行って下さい」と言われると思っていたので、それなりの断り文句を準備していた。
前に、「胃カメラ飲みましたから」と言って、「どこの病院でされましたか?」と突っ込まれたことがあったので、今回は便秘作戦で行くことにしていたのだ。
「バリウム飲むと便秘になるんで、受けないようにしています」
人の受け売りであるが、これが案外効果あるらしく、こう言われると係員は何も言えなくなるそうだ。
このセリフをよどみなく言えるように練習をしていたのだが、結局無駄になってしまった。


【体重】
今回は、体重と身長の測定、検尿、視力と聴力の検査、問診、採血、レントゲンと続いた。
昨年の体重測定で、生まれて初めて80キロをオーバーしてしまった。
今回はそのリベンジをもくろんでいた。
1ヶ月前から、食事の制限をして、体重を減らしておいたのだ。
それが功を奏した。
5キロ減の75キロだった。
「努力の甲斐があった」とぼくは内心喜んでいた。
ところが、係員はこの数字が不服だったらしい。
「病気か何かされたんですか?」と聞いてきた。
「え、何でですか?」
「いや、5キロも減ってますから」
「ダイエットやってるんです」
「運動か何かですか?」
「いいえ、食事制限です。何なら、やり方教えましょうか?」
そう言うと、係員は笑っていた。


【身長】
さて、今回の健康診断で一番驚いたのが、身長測定だった。
ぼくは今まで177,3センチだったのだが、今回は何と178センチになっていた。
この歳になって7ミリも成長するというのは、ちょっとした事件である。
もしかしたら、以前O脚矯正のためにやっていた、バレリーナポーズという運動の効果なのかもしれない。

ぼくは若い頃柔道をやっていたためか、O脚になってしまった。
そのことについて、別に気にはしてなかった。
ところが、ある時、本に「O脚が治れば身長はあと2〜3センチは伸びる」というようなことを書いてあった。
それを読んで、治そうという決意をした。
それ以来、O脚矯正のためにいろいろな運動をやってみた。
しかし、なかなか効果がない。
「やっぱり、だめか」と諦めていた時だった。
『おもいっきりテレビ』の中で、そのバレリーナポーズのことをやっていた。
なぜO脚になるのかという説明をしたあと、なぜこの運動がO脚にいいのかという説明があった。
説得力のある説明で、ぼくは「これは!」と膝を打ったものだった。

その運動を知って以来、ぼくは欠かさずこの運動をやっていた。
ところが、2ヶ月前、治っていたはずの痔が再発したのだ。
幸い痔のほうはほどなく治まったが、これからはお尻に負担をかけることはやめることにしたのだ。
そこで、バレリーナポーズもやらなくなっていた。
しかし、この運動が身長にいい効果を与えたというのなら話は別である。
多少の障害はあっても、再開するしかない。
何せ、ぼくの夢は、身長180センチになることなのだから。


 < 過去  INDEX  未来 >


しろげしんた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加