何となく疲れた。 毎日日記を書く習慣がついてしまって、日記の書けない夜は安眠出来ないでいる。 ここ数ヶ月は体調も悪く、ずっとパソコンに向かっていられない状態である。 そんな中、ふと最終回のことを考えた。 始めあるものは必ず終わりがあるもので、それはこの『頑張る40代!』というサイトとても避けることが出来ない。 早かれ遅かれ終わるものは終わるのである。 ということで、今日、最終回の日時を勝手に決めてしまった。
今現在、このサイトは2年と7ヶ月続いている。 決して長い年月ではない。 たかだか2回年を明けただけの話である。 しかし、しろげしんた的にはかなり長い年月だった。 これほど神経をすり減らし、ない頭をひねったことは、これまでの人生ではなかったことだ。
それ以前からエッセイなどを発表してはいた。 が、本格的なホームページというのはこの『頑張る40代!』が初めてだった。 オープン当初は、ほとんど内輪の人だけが見るサイトで、昼間顔を合わせた人が、夜ここの掲示板に書き込みをしていた。 それが誰であるかわかってはいるのだが、まったく他人のふりをして、馬鹿丁寧な敬語でレスをしている自分がおかしかった。
その後、それまでのローカルサイトから脱皮しようと思い立ち、検索エンジンなどに登録をした。 そう、中央に飛び出したのである。 その頃から、日記の内容もローカルなものから、社会的・時事的なものへと変えていった。 そういう折、同時多発テロが勃発。 その時期はネタに事欠かなかった。 毎日毎日のニュースがネタになっていたからである。 ぼく自身、わりと余裕のある時期でもあった。
しかし、だんだんそういうことを主題にするのも飽きてきた。 そういう時、ぼくは、自分が勤めている店で起きる事件の面白さに気がついた。 天災、人災、以前勤めていた会社では経験出来なかったことが、この店にはいくつも転がっている。 これをネタにしない手はない。 そう思ってかき始めた会社ネタであるが、本当にいろいろな事件があった。 酔っぱらいのおいちゃんが引き起こす数々の事件、イタチ騒動、頭から血を流して倒れていたおっさん(後日死亡)、突然店の防火シャッターが閉まった事件、また最近では水による被害など、この日記は本当は会社日記なのではないかと錯覚するほど、会社ネタが豊富に書かれている。
また、それまで日記と詩だけだったサイトに、かつて情熱を傾けていた音楽を加えることにした。 オリジナル曲を人様に聴かせるということは、かなり勇気のいることだった。 自分の声が世界で一番おかしいのではないか、という気までしてきたものだ。
さて、問題の最終回の日時である。 最終回というのは必ずやってくる。 問題はその引き際である。 それを考慮して、この日に決めた。 2007年(平成19年)11月7日、この日をもってこの『頑張る40代!』を終わることにする。 ま、その日までお付き合い下さる方に、あらかじめお礼を言っておきます。 ちなみに、その翌日、ぼくは50歳になる。
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