2003年08月12日(火) |
日記8月12日 前編 |
お盆の休みは15日だけである。 ということで、今日は墓参りに行ってきた。 朝から曇っていたので、今日も雨にたたられるかと思っていたが、午後から雲はかかっているものの、あたりは明るくなっていった。 その機を逃さずにぼくは出かけた。
家から墓までは、車で15分程度。 滞在時間も同じく15分程度。 昨日あまり寝てなかったので、早く帰って寝ようと思った。 が、せっかくの休みである。 このまま帰るのももったいないと思い、少しドライブしようということになった。
どこに行くのかは決めてなかったが、とにかく南に向けて走ってみた。 お盆前のせいか車が多く、市内を抜けるのに通常は20分も走ればいいところを、今日はそのために倍の時間を要してしまった。
市内を抜け、直方・田川を通り、最初に向かったのが小石原村だった。 なぜ小石原村に向かったのかというと、そこに道の駅があったからである。 トイレに行きたかったのだ。 高速を使わないドライブの時、一番重要になるのはトイレである。 今は、昔みたいにどこでも立ち小便が出来ない時代なので、あらかじめトイレ休憩の場所を決めておかなければならない。 小石原村といえば焼き物で有名なところで、建物内には多くの焼き物が展示即売していた。 だが、ぼくは車を停めるなり、焼き物には目もくれず、一目散にトイレに向かった。 トイレから出てみて、改めて車の多さに気づいた。 北九州・福岡・筑豊・久留米といった県内ナンバーに加え、他県ナンバーも多く停まっていた。
小石原に着いた時は、すでに3時半を過ぎていた。 今日は野球中継もあることだし、このまま帰ろうかと思った。 が、せっかく小石原まで来たのである。 もう少し足を伸ばして、大分県の日田までは行きたい。 そこから甘木方面に向かい、200号線を北上して北九州に戻ればいいのだ。 そうすれば、少し遅くなるが野球中継の開始時間には間に合うだろう。 そう思って、ぼくは南下した。
小石原をずっと南下していくと、筑後川と並行して走る国道386号線にぶち当たる。 そこから右に曲がれば甘木方面に行く。 ところがである。 そこまで来て、再びせっかくここまで来たのだからという思いが、ぼくの中を駆けめぐった。 「この道を左に曲がると、中津方面に向かう道とぶつかる。 その道を耶馬渓まで行けば、国道10号線と交差する。 10号線を北上して小倉に向かえばいい。 野球中継の最初のほうは、ラジオでも聴けるじゃないか」、と思ったぼくは、右に曲がるのをやめ、逆に左に曲がって日田市街に向かった。
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