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2003年06月25日(水) ショートホープ・ブルース(タバコ編)

 『ショートホープ・ブルース』

 ねえ、ちょっと目を閉じると
 君の姿が見えてくるんだよ
 ねえ、ちょっと君が笑ってくれると
 ぼくはまた眠れなくなるよ

 ねえ、寝付かれない日々だけど
 いつもぼくはショートホープを
 ねえ、いつか君にあげたいんだけど
 君にはとってもわからないだろうね

  ねえ、だからさ わからない君に
  ブルースを歌ってあげるよ
  ねえ、優しすぎる君の頬に
  ショートホープ・ブルースを

 ねえ、いつか君と暮らすんだよ
 だからぼくはショートホープ・ブルース
 ねえ、いつか君と暮らすんだよ
 だからぼくはショートホープブルース

  つかの間の夢に うつむいたぼくの心を
  静かになだめてくれる
  ねえ、だからそんな君の頬に
  ショートホープ・ブルースを

 ねえ、いつか君と暮らすんだよ
 だからぼくはショートホープ・ブルース
 ねえ、いつか君と暮らすんだよ
 だからぼくはショートホープブルース


『ショートホープ・ブルース』、無理矢理和訳すれば『短望節』になる。
これを作ったのは1978年だから、もう25年前になる。
ちょうどぼくが東京に出た年である。
ようやく一人暮らしにも慣れてきた頃だった。

当時、ぼくはマイルドセブンを吸っていた。
それがどうしてショートホープなのかというと、それは一種の憧れからである。
高校時代から、ぼくはショートホープにカッコ良さを感じていた。
「これぞ男のタバコ!」という感じである。
もちろん、当初はこのタバコを吸っていた。
味も好きだったし、安かったし。
だけど、どうもぼくにはきつかった。
そのうち、当時の流行りだったセブンスターに換え、マイルドセブンが発売されるとそれに換えていった。
吸いたいけど吸えないジレンマが、一種の憧れを作ってしまったと言ってもいいだろう。

とはいえ、その後、ぼくは何度かショートホープを口にしている。
ただし、軽くするために市販のフィルターをつけてである。
しかし、フィルターをつけると味は落ちる。
何本か吸っていると、ヤニがたまり、さらに味がまずくなる。
自動販売機で2箱買うのだが、どうしても1箱余ってしまう。
そのうち、馬鹿らしくなって止めてしまった。
ところが、何年か後に、また『憧れ』が頭を持ち上げてくる。
そしてまた同じことを繰り返している。

さすがに最近は、ショートホープを吸うのを遠慮している。
やはり、馬鹿らしいからである。
体がマイルドセブン・スーパーライトに慣れすぎたせいもあるだろう。
たまに他のタバコを吸ったりすることもあるのだが、どうも体が受け付けないのだ。
そうはいうものの、やはり心のどこかに、ショートホープの憧れというのは残っている。
いつかまた挑戦してみたいものだ、と密かに思っている。


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