| 2002年12月26日(木) |
憂いなく年を越すために |
いやー、やっと履歴書が終わりましたなあ。 いちおう第2部は予定しています。 東京に出てから、30歳ぐらいまでのことを書こうと思っています。 ここでもちょっとした波乱があります。 が、いつ書くのかは、まだ決めておりません。 もしかしたら、来年の今頃になるかもしれません。
ところで、23日の日記に書いた胃の痛みのことだが、今はすっかり治ってしまっている。 昨日の夜くらいから、それまで意識の対象だったお腹のことを、すっかり忘れていたのだ。 今朝、ふとそのことを思い出して、胃のあたりをまさぐってみると、それまで痛かったところが痛くない。 念を入れて、他のところも調べてみたのだが、やはり痛くない。 やれやれ、やっと治ったか、とホッと一息ついた時だった。 例の入院した友人から電話が入った。 明日退院することになった、という電話だった。 「で、原因は何やったんか?」 「わからん。今は全然痛くないけのう」 「そうか、それはおめでとう。で、快気祝いはいつするか?」 「土曜日にでもするか」 「・・・、考えとく」 案外、友人の念がぼくに乗りうつったために、ぼくの腹痛が起こったのかもしれない。 そうでも思わないと、合点がいかない。 同じ日に治ってしまうとは、出来すぎた話ではないか。 まあしかし、友人のことが気になっていたので、これで一安心である。 これで憂いなく年を越せることだろう。
ところが、である。 昼前のことだった。 急に鼻がむずむずしてきたのだ。 鼻の奥、ちょうどのどとつながっているところに違和感がある。 おかしいなあ、と舌でのどの奥をまさぐると、熱がある。 ぼくは風邪かと思い、すぐにお茶でうがいした。 すると、鼻のむずむずが消えた。 しかし、30分ほどすると、また鼻がむずむずしてきた。 そこで、またうがいをすると、むずむずは消えた。 しかし、また・・・。 今日はその繰り返しだった。 葛根湯を飲んだけど効かない。 ということは、鼻がむずむずした段階で、すでに風邪はかなり浸透していた、ということになる。 葛根湯は引きはじめに効果がある、と言われているからだ。 鼻の中にある菌を撃退するという、イメージ療法をやってみても効果がない。 のど飴をなめても一時しのぎに過ぎない。 結局、帰る頃には、鼻水が流れてくる有様だ。 車の中で、何度鼻をかんだことだろう。 帰りにスタンドでガソリンを入れたのだが、「レギュラー満タン」と言う時にも、鼻がタラーっと流れてきた。 スタンドの兄ちゃんが、それを見て笑った。 「ははは、レギュラー、ははは、満タンですね。ははは」 スタンドを出る時に、「お大事に」と言われてしまった。
家に帰って、丹念にうがいをした、が、もはや手遅れだ。 のどに魚の骨でも刺さっているような痛みがある。 こうなれば、いよいよ最後の手段である。 近くのコンビニに行って、ちょっと値の張る栄養ドリンクを買ってきた。 寝る前に飲もうと思っている。 もし、これでも効かないとなると、鼻水、のどの痛み、熱、咳という風邪のフルコースをたどることになってしまう。 今までの経験から言うと、完治するまでに2週間はかかるだろう。 年末は休めないし、正月も2日間しか休みがない。 前後の休みの間隔は、けっこう長いときている。 これでは憂いなく年を越すことが出来ない。
さて、そろそろ就寝の時間が迫っている。 今からぼくは、栄養ドリンクを飲んで寝ることにする。 朝が楽しみである。
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