2002年09月04日(水) |
しろげしんたが選ぶ洋楽ベスト20(番外編 その2) |
まだまだ番外の名曲があるので、もう少し紹介していきたい。
『ソング・フォー・ユー』レオン・ラッセル 何年か前に、三菱かなんかの車のCMで流れていた。 魂を揺さぶられるような歌だ。 「一万人の前で歌ったこともあるけど、今は君一人のために歌う」 こんな歌を聴かされると、女性は参ってしまうんだろうなあ。 カーペンターズも歌っているけど、オリジナルが一番いい。
『雨にぬれても』B.J.トーマス この歌に関しては、前にも書いたことがある。 ピン・ポン・パンのお姉さんが、「雨だれ小僧ちゃん〜♪」と歌っていたのを聴いたのが最初で、高校の頃、同級生の女の子がピアノで弾いてたのを聴いて感動し、好きになった曲である。 しかし、オリジナルを聴いたのは、ずっと後のことである。 それまでは、エンディングがあることを知らなかった。 ところで、ドリカムの『晴れたらいいね』という曲は、この『雨にぬれても』を真似ていると思うのは、ぼくだけだろうか。
『セイリング』ロッド・スチュアート ぼくはこの歌を聴くと、高田馬場のBIGBOXを思い出す。 東京時代、友人とそこに遊びに行った時に、この歌がかかっていたのだ。 その帰りに、近くのビアガーデンに行ったのだが、ステージで早稲田の学生が同じR・スチュアートの『アイム・セクシー』をやっていた。 せっかくいい歌を聞いた帰りなのに、へたくそな演奏を聴いて興ざめした記憶がある。
『愛はきらめきの中に』ビー・ジーズ 映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』の中で効果的に使われていた曲である。 ぼくはあまり映画を見ないほうだが、この映画は招待券をもらったので見に行った。 招待券は2枚あった。 だいたいこういう場合、映画の内容からして、女性を誘うものだと思う。 しかし、無粋なぼくは、むさい男と見に行った。 映画を見た感想は・・・ あまり内容は覚えてないが、ジョン・トラボルタの腰の動きが気持ち悪かったのは、はっきりと覚えている。 しかし、ニューヨークの夕焼けが映った時に、この曲が流れていたのは印象的だった。
『サムデイ・ネバー・カムズ』CCR CCRというグループを初めて知ったのは、このラスト・シングルが発売された時だった。 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルという長ったらしい名前もその時覚えた。 とりあえずこのシングル・レコードをぼくは買った。 理由は、この歌の英語の歌詞が覚えやすそうだったからである。 この歌は、ぼくが中学3年生の頃に流行ったものだ。 春の遠足で、マイクが回ってきた時に、ろくな歌が歌えず、赤恥をかいたことがある。 その汚名挽回に、秋の遠足の時はカッコつけて英語の歌でも歌おうと決めていたのだ。 しかし、この歌を覚えきらなかったので、結局歌ったのは拓郎の『祭のあと』だった。 ちなみに、春の遠足で赤恥をかいた歌は、あがた森男の『赤色エレジー』だった。
『フロム・ミー・トゥ・ユー』ジャニス・イアン ビートルズのものではない。 ジャニス・イアンのオリジナルである。 ジャニスは、『恋は盲目』や『ウィル・ユー・ダンス』など知られた曲はけっこうあるが、この歌はあまり知られてない。 でも、ジャニスにしては力強くていい歌である。 ジプシー・キングスの『ボラーレ』同様、気がめいった時に聞くと、不思議と力が沸いてくる。 名曲の条件とは、曲やサウンドもさることながら、癒しと勇気というのも必要条件に入るのかもしれない。
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