昨日は、本屋から帰ってすぐに寝てしまった。 目が覚めたのは、午後10時前だった。 それから日記を書き始めたのだが、午前3時までかかって、まだ出来ないでいた。 結局、今日が仕事だったので、一度寝ることにした。 7時に起き、日記が完成したのは8時を過ぎていた。 その後、メールチェックなどをして、9時に仕事に出かけた。
運転中、何か引っかかるものがあった。 何かを忘れている。 しかし、それが何か思い出せない。 2,3分経っても思い出せなかったので、もうこのことは考えまい、と他のことを考えていた。
以前は、徹底的にこの「何か」を追求していた。 他の活動を一切止めて、この「何か」に向き合っていたものである。 しかし、こういう努力は無駄であった。 いくら考えても、思い出せないものは思い出せない。 そういう場合、思い出そうとしているのは、いつも歌のタイトルであったり、女優の名前であったりすることが多い。 仮にそういうことを思い出したとして、果たしてそれがどういう役に立つというのだろうか?
ということで、最近は数分考えても思い出せない時は、そのことを思い出そうとする努力をしないことにしている。 顕在意識で考えても、思い出すことはまずない。 そのことでストレスが溜まるのも嫌である。 そんな無駄なことを考えるよりは、今日の日記のことでも考えたほうがいい。 そうしていると、忘れていたことも自ずと思い出せるだろう。 忘れたことは潜在意識に任せるのが一番である。
案の定、「さて、今日は何を書こうか」と考えている時に、そのことを思い出した。 潜在意識が探し出してくれたのだ。 そういう時、潜在意識は、「あっ!」というひらめきの形をとって思い出させてくれる。 以前この「あっ!」は、作詞や作曲する時、つまり創作に使われる高尚なものだったのだが、今やそれは、『物忘れ』という一種の病気のために使われるようになってしまった。 寂しいものである。
何を忘れていたのか、というと、『ミエコ』を書くのを忘れていたのだ。 そこで、慌てて手帳に『ミエコ』の下書きをし、家に帰ってから、すぐに編集にとりかかった。 しかし、下書きがあっても、更新するまでには1時間半も時間を要している。 下書きすることのない日記に、時間がかかるのは当然である。 今日も日記は、かなり遅れての更新になってしまった。
そんなわけで、今日『ミエコ』(やんぽう通信)を更新しました。
|