頑張る40代!plus

2002年03月08日(金) 床屋談義

昨日は調子に乗って二日分の長さの日記を書いてしまった。
普段より長いなあ、と気がついたのは午前3時を過ぎた頃だった。
「二日に分けるか」とこすいことを考えてもみたが、何せタイトルが『今日は何の日?』である。
二日に分けてしまうと、締めくくりが『昨日は何の日?』になってしまう。
仕方がないので、5時過ぎまでかかって一気に書き上げたしだいである。
その後、何やかややっていて、寝たのは7時過ぎであった。
今日はかねてから床屋に行こうと思っていたので、8時に起きるつもりだったのに、これで計画がすべて狂ってしまった。
起きたのが12時前、それから食事をとった。
それから一眠りしようかと思ったのだが、今週からこちらで始まった『キッズウォー3』の再放送を録画していたので、それを見ていた。
その後、パソコンを開きメールのチェックなどをやっていた。

結局、床屋に行ったのは午後3時を過ぎていた。
ここでまた躓いた。
お客が多いのである。
ぼくの行きつけの床屋は、70歳前後のおばちゃん先生と50歳前の姉さん(?)の二人でやっている。
しかし、最近店は姉さんにまかせっきりで、おばちゃん先生は家のことばかりやっていて、ほとんど店には出てこない。
実質一人で床屋をやっているようなものだ。
そこに、お客が二人も溜まっていると、帰るのがかなり遅くなる。
しかし、今日を逃すと次来れるのは来週になってしまう。
しかたなく、床屋に置いてある『少年マガジン』を読んで時間を潰した。
前回と前々回に床屋に来た時はすぐにやってもらったので、マガジンを読む暇がなかった。
52号から読んでいなかったが、今日は最新の12号まで全部読めた。
10号以上あるのでかなり読んだと思われるだろうが、ぼくは『魁!!クロマティ高校』と『勝負師伝説 哲也』しか読まないので、実質コミック2冊程度しか読んでない。
コミック2冊程度というのは、あっという間だ。
ゆっくり読んでも30分もかからない。
そこでまた暇をもてあました。
しかたないので、あまり気が進まなかったが、一緒に置いてあった『女性セブン』を手にとった。
が、真紀子や宗男のことばかりで面白くない。
他の内容も大した事はなかったので、またマガジンを読み直した。

待つこと2時間、ようやくぼくの番がきた。
姉さんは「先にひげを剃りますから」といすを倒した。
寝不足と待ち疲れで、ぼくはそのまま眠ってしまった。
途中いすを立てたのは覚えているが、また眠ってしまう。
眠ると前かがみになるので、目が覚めるたびに体を起こしていた。
うつらうつらと体が揺れているわけだから、さぞやりにくかったろう。
しかし、そこはプロである。
姉ちゃんは、それでも何も言わずにぼくの髪を切り続ける。
30分ほどして髪を切り終え、ぼくの肩を叩き「どうぞ」と言った。
頭を洗った。
ぼくは普段、無添加の石鹸で頭を洗っているので、シャンプーやリンスの臭いが鼻につく。
目が覚めてしまった。
その後も、トニックや油の嫌な臭いが続く。
床屋はリラックスできるけど、最後のこの臭いが嫌なんです。
ドライヤーの熱さも嫌だ。
ようやく終わった。
お金を払い、床屋を出た時は、もうすでに6時を過ぎていた。

せっかく床屋に行くので、今日は朝から日記に『床屋談義』を書こうと思っていた。
しかし、今日床屋にいた3時間、ぼくが口を開いたのは一度きりだった。
ということで、今日の日記『床屋談義』は、ぼくと姉さんの一度きりの会話で締めくくることにする。

しんた「あまり短かくせんで下さい」
姉さん「そうやね。髪が立つけね」


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