とにかく、今日はこの日記を早く書いて、早く寝ないと。 明日は月二回ある早出の日である。 一時間早く家を出るのだが、この一時間が体に及ぼす影響というのは実に大きい。 一時間早く家を出ると言うことは、当然一時間早く起きなければならない。 これで、完全に生活のリズムが狂ってしまうのだ。 朝食はいつもとらないからいいとして、困るのはトイレである。 いつもトイレに入る時間は、早出の日の朝礼の時間にあたる。 かと言って、一時間早くトイレに入って粘っても、そうそう出るものではない。 やはり規則正しく、体は彼の訪れを告げる。 「おお、来た来た!!」 しかし、ここで朝礼を抜け出すわけはいかない。 おならすら我慢しなければならないのである。 余談だが、以前読んだ本の中に「我慢したおならはどこに行くか?」という記事があった。 本当かどうか知らないが、「我慢したおならは血液と混じる」書いてあった。 おならの空気混じるのか、臭素が混じるのかは書いてなかったが、もし臭素のほうが混じるとしたら、ほとんどの人の血は臭いはずだ。 おそらく、おならを我慢したことがない人なんていないと思う。 「日本赤十字も大変やのう」と思ったものである。 もしかしたら、赤十字の人は血液の質を臭いで決めているのかも知れない。 臭いの少ないほうから、「イロハ」順にランク付けし、「この血は無臭だから“イ”。うっ、こ、この血は最悪、“へ”だ!」などとやっていたりして。
閑話休題。 ここで我慢するから、リズムが狂ってくる。 次の周期に無事トイレに行ければいいのだが、たいがい接客や作業でそのタイミングを逃してしまう。 その後、正しいリズムに戻すのに、数日かかってしまう。 「やっと戻ったなあ」と思っていると、次の早出の日がやってくる。 そこでまたおならを我慢しなくてはならない。 悪循環である。 こうやってぼくの血は汚れていく。
ほかに、汚い空気を一時間よけいに吸う、という害もある。 店というのは、人がたくさん集まる場所であるから、当然空気は汚れている。 換気設備があるじゃないか、という人もいるだろう。 しかし、換気設備というのは、店内の空気を吸い取るだけの設備である。 決して新鮮な空気を供給するものではない。 つまり、換気扇は空気清浄機ではない、ということである。 ところで、店内の空気というのは、人の吐き出す二酸化酸素だけで汚れるわけではない。 そこには、ホコリ、動物の毛、ウィルス、商品から発するさまざまな臭い、ジジイの屁などが入り混じっている。 こんな汚れた空気を一時間も多く吸うとなると、当然頭も痛くなってくる。 仕事の終わった後の虚脱感、きっとそこからくるのであろう。
とにかく、明日はこんな状態になるのだから、今日はしっかりと寝だめをしておかなければならない。 ということで、終わりです。
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