ぼくの所属する売場は、自動販売機の真後ろにある。 午前中はそうでもないのだが、昼過ぎあたりから自販機の放熱板から出される熱が売場に溜まっていき、夕方ともなればもう蒸し風呂状態だ。 ぼくはのぼせやすい体質なのか、この状態になった時に肩が凝ったり頭が痛くなったりする。 こんな場所であるから、冬でもめったに暖房を入れることはない。
最近これに関して、困っていることがある。 冬場は外気も下がるので、売場の温度もそれに比例して下がってくれるのだが、11月はそれほど寒いわけではないから、当然蒸し風呂状態になるのだ。 10月までは事務所のほうで冷房を入れてくれるのだが、11月になるとその冷房を入れてくれなくなる。 だからこの時期は、暑いと感じたら事務所に行き冷房のスイッチを入れるようにしているのだが、お客の相手などをしていて、そのタイミングを外すことがある。 気がついた時には、もうのぼせが始まっており、肩が重くなり、頭がうずきだす。 そうなったらいくら冷房で冷ましても、その日一日はその症状と闘わなければならない。
さて、タイミングよく冷房をつけたとしても、「おお、この寒いのに冷房が入っとる」とスイッチを切ってくれたり、中にはわざわざ暖房に切り替えてくれる御仁もいる。 本人は気を利かしてやってくれているのだろうけど、こちらとしては実に迷惑な話である。 「ちぇっ、冷房切りやがって」とまた事務所に行って、冷房のスイッチを入れなければならない。 さらに、一度切ってしまうと、冷房が入るまでにはけっこう時間がかかる。 その間にのぼせがきたら、おしまいである。 そうなった時、その苦しみはどこにぶっつけたらいいのだろう? 悪意があってやったわけではないのだから、その人にあたるわけもいかない。
実は今日、ぼくは軽い風邪を引いて若干の微熱があったのだが、これには参った。 冷房を入れていると、寒気が倍増する。 でも、入れないとのぼせてしまう。 「どちらにしようか?」と迷ったあげく、のぼせのほうを採ってしまった。 はい、寒気と肩こりと頭痛がいっぺんにきました。
今日は最悪な一日だった。
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