| 2001年09月23日(日) |
旗を見せるだけならRマニアで充分だ |
「日章旗を見せてほしい」 この言葉に、あの男が立ち上がった。 日本テレビのT部長である。 さっそく手下のショッカーに、Rマニアを拉致させた。 場所は東京の某埠頭。 アイマスクを外したRマニアに、T部長は「これに乗って、もう一度インド洋に行ってほしい」と埠頭に繋いであったスワンボートを指差し、企画を説明した。 「この企画、やりますか?やりませんか?」 わけのわからないまま、Rマニアは「やります!」と答えた。 ここに新たな企画が始まった。 “電波少年的「米軍に日の丸をみせたーい!」”
もちろん冗談である。 それにしても、ここ数日のニュースを見て、情けない思いをしたものだ。 米空母“キティーホーク”を、海上自衛艦4隻が護衛するという。 しかし、「もし、キティホークが攻撃されたらどうしますか?」の質問に対し、返ってきた答は「逃げるしかないでしょう」だった。 おいおい、それを護衛と言うのか? それなら行くな! 資さん格さんみたいなのを護衛と言うんじゃないのか。 「この紋所が目に入らぬか」とやっても攻撃を仕掛けてくる敵を見て、資さん格さんが「ご隠居、私どもは武力を行使してはならぬ身の上。もはやこれまで」と逃げていくだろうか? そうじゃないだろう。 ちゃんとご隠居を守るじゃないか。 ただ旗を見せるためなら、Rマニアのスワンボートで充分だ。 わざわざ法を変えてまで自衛隊を出さなくても、勝手に日本テレビがやってくれる。
困ったものである。 そんな自衛隊なら国も守れないだろう。 テロリスト達も「日本という国はおかしいぞ。こちらが仕掛けても何も反応がない。そればかりか逃げてばかりいる」と思うようになるだろう。 あげくのはてに「じゃあ、ちょっと脅して日本を乗っ取ってしまおう」ということにならないとも限らない。 そうなれば、米軍の標的は日本になってしまう。 それでもいいのか! 戦時中に「竹槍持って闘うぞ」とやっていた国防婦人会のほうがよっぽど頼もしいじゃないか。 そこまでして国を守ろうとした祖先に申し訳ないとは思わないのか。 そんな自衛隊が、日章旗や旭日旗の代表選手だなんてもってのほかだ! 水戸のご隠居は泣いているぞ! 国防のおばちゃんも泣いているぞ! もういいかげんに目を覚ましたらどうだ。
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