| 2001年09月17日(月) |
日本の安全を考える ― これで日本は安心だ |
テロ事件の起こったアメリカを尻目に、日本人は安穏とした生活を送っている。 しかし、ここでもし、第三国からの攻撃があったらどうするんだろうか? もちろん今の法律では、自衛隊を思うように動かせない。 仮に動かせたとしても、実戦を積んでない自衛隊に勝ち目は少ない。 なら、どうする? このまま手をこまねいて、侵攻を許してもいいのだろうか?
そこで今日は、日本の安全対策について考えることにする。 日本は四方を海に囲まれた国である。 第三国が侵入してくる場所は、空と海しかない。 自衛隊が使えない以上、国民の手でこれを守らなければならない。
まず空からの攻撃に備えてだが、これには携帯電話を使う。 敵国の戦闘機やミサイルの攻撃の日時を、霊能者や超能力者や占い師や競馬等の予想屋に予想してもらう。 それらの人の予想が一致した日時に、GLAY・モー娘・ジャニーズ系などのコンサートや日本シリーズなどメジャーなイベントのチケットを、全国一斉で予約開始するのだ。 これは、iモードなどの携帯電話のみの受付けにすることが絶対条件である。そうしないと意味がなくなる。 敵の攻撃開始とともにチケット予約を開始した日本の空を、電磁波が覆う。 戦闘機の計器やミサイルのセンサーは当然狂いっぱなしになる。 そして、海の藻屑と成り果てるのだ。 空の攻撃に関しては、予想さえ外れなかったらまず大丈夫。 そのためにも、優秀な予想屋を育てなければならない。
次に海からの侵入だが、これは大丈夫だ。 毎日毎日、その日のために夜中に猛特訓している人たちがいる。 行動は素早いし、乱闘にも慣れている。 いつも命を張っているので度胸も据わっている。 こんなありがたい人たちが、今の日本にはいるのだ。 その人たちとは? そう、暴走族の兄ちゃんである。 兄ちゃんたちは、毎日海に行くぐらいだから、よっぽど海が好きなのだ。 その好きな海を荒らす人間がいたら、ただではおかないだろう。 角材や鉄パイプやチェーンを持って、速攻海に向かう。 その際、沿道の人は旗を振って、拍手で送らなければならない。 そうすれば、兄ちゃんたちの力は何十倍にもなるだろう。 兄ちゃんたちのレベルアップを図るためにも、警察はもっと彼らを鍛え上げてやらなければならない。
あとは外交問題であるが、これはタクシーの事故係に任せよう。 交渉事はお手の物である。 うまくいけば、国民すべての休業補償も確保できる。 手締めは、やくざにさせればいい。
うん、これで日本は安心だ。
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