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2001年07月26日(木) お好み焼きの想い出

今日は忙しかった。
荷が次から次に入るし、お客さんは途切れないし、ひっきりなしに電話が入るし、心身ともに疲れてしまった。
パソコンの前に座っている今も、まだ放心状態は続いている。
一つの救いは、今夜はあまり暑くなく過ごしやすいということだ。
風はないのだが湿度が低い。
夏の夜はこのくらいがいいです。

さて昨日の続きだが、高校に入ってから買い食いの中身が変わった。
コカコーラからお好み焼きになったのだ。
高校に入学して、ぼくはすぐに運動部に入った。
当時は痩せて貧弱な体をしていたので、クラブを続けていくには、まず筋肉をつける必要があった。
どうしたら筋肉がつくだろうかと迷っていた時、ある人が「昼食を抜いて練習すると筋肉がつくよ」と教えてくれた。
さっそくぼくはそれを実践した。
おかげで2、3ヶ月すると見違えるような体型になった。
でもまだ16歳、腹が減るんです。
ある時ふと「あの人は昼食を抜けとは言ったけど、帰りに食うなと入ってなかった。それなら帰りに食ってやれ」と買い食い生活が復活した。
当時学校のそばには、お好み焼き屋が10軒近くあった。
そのせいもあり、お好み焼きが定番になった。
ぼくがよく通ったのは「美代志」だった。
そこのお好み焼きはうまかった。
ソースが独特なんです。
今でもその店は健在で、「お好み焼きのおいしい店」としてテレビでも紹介されたことがある。

その界隈のお好み焼き屋は全部行ってみたが、他においしかったのは「種ちゃん」ぐらいか。
他の店にない「モツ入り」が気に入っていた。
この間その辺を歩いてみたが、もう「種ちゃん」はなかった。
逆にひどい店もあった。
床屋の隣に店を構えていたが、食べている時に床屋の匂いがしてくるんです。
あれはたまらんですよ。
「お好み焼きの中に髪の毛が入っているんじゃないか?」と疑ってもいた。

それにしてもあの当時はラーメン屋が少なかった。
バス停の前に一軒あった程度だ。
今その界隈はお好み焼き屋が減って、ラーメン屋が増えているという状況だ。
「珍龍軒」という、ぼくが北九州で一番おいしいと思っているラーメン屋もその中にある。
仮に今高校生だったら、毎日「珍龍軒」に通うだろう。

社会に出てからは買い食いをしなくなった。
するのは飲み会ぐらいだ。
車で通勤しだしてからは、それもなくなった。


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