今日は忙しかった。 荷が次から次に入るし、お客さんは途切れないし、ひっきりなしに電話が入るし、心身ともに疲れてしまった。 パソコンの前に座っている今も、まだ放心状態は続いている。 一つの救いは、今夜はあまり暑くなく過ごしやすいということだ。 風はないのだが湿度が低い。 夏の夜はこのくらいがいいです。
さて昨日の続きだが、高校に入ってから買い食いの中身が変わった。 コカコーラからお好み焼きになったのだ。 高校に入学して、ぼくはすぐに運動部に入った。 当時は痩せて貧弱な体をしていたので、クラブを続けていくには、まず筋肉をつける必要があった。 どうしたら筋肉がつくだろうかと迷っていた時、ある人が「昼食を抜いて練習すると筋肉がつくよ」と教えてくれた。 さっそくぼくはそれを実践した。 おかげで2、3ヶ月すると見違えるような体型になった。 でもまだ16歳、腹が減るんです。 ある時ふと「あの人は昼食を抜けとは言ったけど、帰りに食うなと入ってなかった。それなら帰りに食ってやれ」と買い食い生活が復活した。 当時学校のそばには、お好み焼き屋が10軒近くあった。 そのせいもあり、お好み焼きが定番になった。 ぼくがよく通ったのは「美代志」だった。 そこのお好み焼きはうまかった。 ソースが独特なんです。 今でもその店は健在で、「お好み焼きのおいしい店」としてテレビでも紹介されたことがある。
その界隈のお好み焼き屋は全部行ってみたが、他においしかったのは「種ちゃん」ぐらいか。 他の店にない「モツ入り」が気に入っていた。 この間その辺を歩いてみたが、もう「種ちゃん」はなかった。 逆にひどい店もあった。 床屋の隣に店を構えていたが、食べている時に床屋の匂いがしてくるんです。 あれはたまらんですよ。 「お好み焼きの中に髪の毛が入っているんじゃないか?」と疑ってもいた。
それにしてもあの当時はラーメン屋が少なかった。 バス停の前に一軒あった程度だ。 今その界隈はお好み焼き屋が減って、ラーメン屋が増えているという状況だ。 「珍龍軒」という、ぼくが北九州で一番おいしいと思っているラーメン屋もその中にある。 仮に今高校生だったら、毎日「珍龍軒」に通うだろう。
社会に出てからは買い食いをしなくなった。 するのは飲み会ぐらいだ。 車で通勤しだしてからは、それもなくなった。
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