2013年12月21日(土) |
高倍率デジカメで月のクレーターは写るのか? |
っということで、「高倍率デジカメで月のクレーターは写るのか?」を実際にやってみましょう。
使うのは手前のソニーDSC-WX300と奥のニコン COOLPIX P500。
両モデルともに、高倍率が謳い文句のデジカメです。
さて、その両モデルの高倍率&スペックは下記の通り。
<ニコン COOLPIX P500> 光学36倍ズームレンズ 35mm判換算で22.5〜810mm相当 撮像素子1/2.3型 有効1,275万画素 F値 F3.4〜F5.7 ISO 160〜3200 494g
<ソニー DSC-WX300> 光学20倍ズームレンズ(世界最小最軽量) 35mm判換算で25〜500mm相当 撮像素子1/2.3型 有効1,820万画素 F値F3.5〜6.5 ISO 80〜12800 166g
P500の光学36倍って、デジイチで言うところの、いわゆるバズーカ砲クラスで、簡単には手で持てないから、持ち易いように取っ手が付いているような、コブラの左腕のような図太いレンズですよね。 それがこのワンボディの中に収まっていることを考えると、P500って凄いなぁ、と思いますね。
WX300だって、負けてないですよ。 こんなに小さな手の平サイズのボディなのに、光学20倍って、凄いですよね。 35mm判換算で25〜500mm相当のレンズなわけで、これだって取っ手付きのバズーカ砲クラスですからね。
どちらも凄いなぁ、っと。
さて、WX300で月を狙いましょう。
三脚立てて、タイマーで撮影します。
この場所、風がビュービューと吹き抜けるので寒い寒い(TT)
ズームレバーを操作して、月に寄って・・・
寄って・・・
光学ズームからデジタルズームに切り替わって・・・
さらに寄って・・
寄って・・・
タイマーでカシャ!
こんな感じの写真が撮れました(^^)
ちょっとぼやけてるけど、なんとか静かの海、晴れの海も確認できますね。
コペルニクス(直径93キロ、深さ3760m)は・・・ちとボヤけてて微妙(TT) 上の方の影が出ている、陰影のあるクレーターはちゃんと写っていて確認できますね。
光学20倍、そこからデジタルでさらに40倍まで寄って、こんな感じの月になりました。
まぁ、コンデジですからね、こんなもんでしょうかね。
いや、むしろ、このコンパクトなボディで、よくやるな!と思いますね。
さすが、ソニーのプレミアム・ハイズーム! 世界最小最軽量20倍ズームコンデジの面目保持といったところかな。
お次は36倍ズームのP500でやってみましょう。
同じように三脚立ててタイマーで・・・
ズームレバーで寄って・・・
寄って・・・
寄って・・・
タイマーでカシャ!
やりました!
月がクッキリと写っています(^^)
まるで望遠鏡並み!とは少々褒め過ぎですが、なかなかカッコ良く月を撮ることができました。
静かの海、晴れの海、さらにはコペルニクスも確認できますね。 露出を調整すれば、もっと細部まで写るんじゃないかな、と思います。
ここまで写るとは思ってなかったので、光学36倍って凄いんだなぁ、と関心してしまいました。
鶏塩鍋食べて、ゆず湯入ってポッカポカに温まった体が風が吹き抜ける場所での屋外撮影でキンキンに冷えたので、暖かいお茶でもやりながら、部屋の中から月を眺めることにします(^^;) 今度は防寒対策やらなくちゃ(TT)
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