ポルシェカイエン(955)日記(旧レクサスGS日記)
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2006年07月02日(日) エンジンマウント交換☆☆☆

草津温泉ぶらり旅で気になった箇所<エンジン振動・ATの揺れ・足回りからの異音>を改善するべくパーツを発注、交換したので簡単にリポートしますね。














これが今回買ったパーツです。

上からエンジンマウント、ミッションマウント、スタビブッシュ、左右にある金属パーツはスタビリンクジョイントです。













これが新品エンジンマウントです。
エンジンの左右下に付いています。

ずっしりと重いゴムと鉄の塊って感じです。
大きさは片手に乗るくらい。

このマウント2つで重たいエンジンを支えていると思うと意外な気がしますね。

快適な走りを支える縁の下の力持ち的なとても重要なパーツです。








これが取り外したエンジンマウントです。

下の鉄板とゴムの間に隙間があります。
ずっと重たいエンジンを支えて押し潰されて全長が縮んだのかな。

その隙間以外は新品と見た目の大きな違いはありませんね。
















これが新品のミッションマウント(エンジンリヤマウントラバー)です。

ATオイルパンに付いているパーツでATの揺れを吸収してくれるパーツです。

中のゴムが上下の鉄板で挟まれているような作りです。
この作りを見ると上下、また前後の衝撃も吸収してくれそうです。







これが取り外したミッションマウントです。

新品と見比べると明らかに押し潰されていますね。
約10ミリ縮んでいます(TT)



しかも・・・





ゴムが劣化して切れていました(TT)

これではATの前後の揺れを抑制することは全く出来ない状態ですね。

高速道路走行中に感じたATが前後に揺れるような症状の犯人はコレですね。


















新品のスタビブッシュです。

スタビライザーを割り込ませるための切り込みがあります。

固定するブラケットに合わせてゴムに段差があります。







これが取り外したスタビブッシュです。

見た目はスタビを割り込ませるための切り込みの開きが大きいくらいでさほど新品と大差無いですね。

















新品のスタビリンクジョイントです。

スタビの動きを確実にサスアームに伝えるための大事なパーツです。

両端はボールジョイントになっています。

どうせやるならってことでスタビリンクジョイントも交換することにしました。








これが取り外したスタビリンクジョイントです。

驚いた事にこのボールジョイント、動きは多少軽くなっていたけど、ゴムブーツの破れなど無く、グリス漏れも無い状態でした・・・耐久性バツグンなんですね。





試しに取り外したスタビリンクジョイントのゴムブーツを外してみると潤滑剤のグリースがたっぷりと出てきました。















<交換後のインプレッション>

もう感動です!
交換後、キーを回してエンジンが掛かる瞬間から違いを明確に感じる事ができました!!!

柔軟性のある新品マウントが振動によって発生する音を吸収しているのか、セルの音がはっきりと分かるレベルで小さくなっていることにまず感動!嬉し〜(^^)

走行中のエンジン振動もハッキリと明らかに静かになりました!

今までたまに信号待ちでシフトをD→Nにしていました。青信号になったらDに入れたりしてました。

理由はNにすることでエンジントルクがカットされ、ハンドル、シフトノブ、シートなどから体に伝わるエンジン振動やそれによって発生する音が減って快適だから、です。


今回のマウント交換後のドライブでの話、余りの振動の無さから信号待ちの時シフトを今までの癖でNに入れてると思い込み、青信号になってN→Dにしようとシフトポジションを見ると、Dのままだった、という嬉しい勘違いもありました。

そう、DとNでほとんど振動に差が無いんです。
これには感動しました(^^)


今まで色々な車で色々なモディファイ、メンテナンスをしてきたけど、エンジンマウントの交換はやったこと無かったので、ビフォァ/アフターはとても気になっていました。


まさかこれほどまでに劇的な変化を体感できるとは思っていなかったのでとても嬉しいですね(^^)


振動の激減によって静かになったと感じるエンジン音、高速走行時のATの前後揺れも全く無くなり、セルの音までも小さくしてしまう「マウント」って快適な走りには欠くことのできない重要なパーツなんだなぁと思ったメンテナンスになりました。

20系セルシオにお乗りの方で、エンジン振動やATの前後揺れが大きくなって気になっている方がいたらマウント交換をお奨め致します。
この変化ぶりは感動モノですよ〜(^^)













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