2005年12月26日(月) |
20系セルシオのワイパー |
20系セルシオのワイパーはフルコンシールドタイプを採用しています。
<マメ知識> ワイパーの種類・・・
ピポット(旋回軸)、ワイパー・アームがカウルトップ※から露出している標準タイプ。
リンク、ピポット、アーム下端部がかくれているセミ・コンシールドタイプ。
すべての部品がカウルトップから完全にかくれているフル・コンシールドタイプの3種類。
※カウルトップ・・・エンジンルームの室内側のフロントウィンドウ下端にある黒いプラスティックカバー。
セルシオの場合はフルコンでワイパーアームが4リンク式になっています。 作動させると静かにワイパーが数センチ上に持ち上がり動き出します。 停止させると、それまで止まっていた場所から静かに数センチ下がりカウルトップ内に収まります。(車内から見えないフロントガラス下方に移動する。)
20系は当時の国産乗用車で最も面積の広いフロントガラスを採用し良好な前方視界を確保しています・・・うんうん、運転し易〜い!
このため通常のリンク無しワイパーでは払拭面積に限界があるため、4リンク式を採用し、アームの動きに角度変化を付け払拭面積を確保しています。
ウォッシャーボタンを押し、フロントガラスにウォッシャー液を噴出させると、噴出と連動してワイパー作動終了後、忘れた頃にもう一回ワイパーが作動します。 これはガラスに残った水(液)ダレを綺麗にしてくれる機能なんですね。
フルエリアワイピングシステムという20系セルシオのワイパーは作動速度(HiとLO)によって払拭角を変える機能も付いています。
フルコンなのでワイパーを立てて作業することができないため(立てようとするとボンネットに当たる)、ボンネットを開けて作業するか、ワイパーを作動させ、写真の位置辺りでキーをひねり、ワイパーの動きを止めて作業します。
ブレードの固定方法はUフック式です。 フック裏のレバーを押しながらブレードを下に引っ張るとブレードが外れます。
<マメ知識>
このタイプのワイパーブレードの事を「トーナメントブレード」って呼ぶんですね。(1980年登場)
ゴムを押さえる金具がトーナメント表に似ている事から名づけられ、現在の主流となっています。
20系セルシオのワイパーゴムの長さは運転席550ミリ、助手席400ミリです。 ワイパーゴム長が意外に普通なのは4リンク式のお陰ですね。
そうそう、ブレード交換時は傷防止のためタオルなどをガラス面にあてて作業しましょう。
あとはブレードを差込み、リンク部をグリスアップして交換終了ですね(^^)
お次はセキュリティの装着です。
意外に隙間の少ないエンジンルームなので装着場所に悩みましたね(^^;)
作動させると英語でしゃべるので、ついつい遊んでます(^^)
作動を視覚的にアピールするためのLEDランプが付いていたので、メーターパネル右隅に埋め込みました。
セキュリティ装着ついでにレクサス純正セキュリティステッカーも(^^)
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