Lacrimosa 日々思いを綴る
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2003年05月14日(水) 究極のデジタル

今は亡き親父の部屋に、レコードプレイヤーが置いてある。
他には、俺のトレーニングマシンが置いてある(笑)

何となく懐かしくなり、久々にスイッチを入れてみた。
スピーカーからバリバリという謎のノイズが…昔っからだな、これ。
レコードが無造作に突っ込まれた棚を開ける。
俺が自分の金で買った、最初で最後のレコード…お、あったあった。

「ナムコ ビデオゲームグラフィティ vol.2」
A面:ドラゴンスピリット
B面:トイポップ、ブレイザー、ワンダーモモボーカル付き(!!)他

もう16〜17年は経つだろうか。あの頃は「歌謡曲」というジャンルには全く興味を示さなかったなぁ。その数年後には、CDにとって替わられていたな。
ではレッツヒアリング!……ん?こんなにテンポ速かったか??
…回転速度が違ってた(爆)
では改めて…んん〜想い出が蘇る。

CD、MDといった、デジタルメディアが普及した現在においても、「やっぱり音楽はアナログじゃなきゃ」っていう方が、けっこういらっしゃる。
何でも「音の深みが違う」んだそうな。確かに耳の肥えた人なら、この違いに気付くのでしょう。
デジタルの音質は確かにクリアですが、全ての音域をカバーできているわけではありません。「超高音域」「超低音域」は再現できません。
人間の耳ではっきりと捉えられる音域ではありませんが、欠けてしまうと、前述したような「深み」が失われたように聴こえてしまいます。

デジタルが究極形として目指すところは、アナログの完全再現です。
いつしか、CDで「深みのあるジャズ演奏」を堪能できる時代が訪れるかなぁ。
人間のDNAもまた、究極のデジタルと言えます。A、G、C、Tという4つの塩基から構成された「人体の設計図」は、2進法(0と1)で表記可能です。
ま、ロール紙何10メートルになるかわかりませんが。


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