Lacrimosa 日々思いを綴る
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2003年04月27日(日) 大して大型でもない連休

超飛び飛び連休が始まりました。
カレンダーや世間の情勢を見るにつけ、日本旅行業界にとっては「厄年」ですな。ま、来年は5連休になるようだから、今年は出費を抑えて来年に備える、ってのもいいんじゃないかな。

今日は久々に天気の良い休日。動物園も開園した事だし、写真でも…と思ったが、開園早々に行くなど人を見に行くようなもの。しかも「日本で今一番熱い動物園」だ(…多分)。今回は山へ向かう。

北海道・大雪山国立公園。「大雪」の読み、地元人は「たいせつ」って読むけど、ホントは「だいせつ」が正しいみたい。ローマ字で「DAISETSU」って書かれていたし。
まずは旭岳。市街地はすでに雪など解け去っているが、こちらは麓といえども多くの雪が残っている。山も未だに雪化粧。ロープウェイの乗客は、ほぼ全員がスキー・スノボ装備。春装備で登るには、まだ早いようだ。夏頃にまた訪れるとしよう。
駐車場には、食物を求めて一頭のキタキツネがうろうろ。人に対する警戒心は、だいぶ薄れているようだった。たとえフレンドリーに寄って来られても、触ってはいけない。エキノコックスは、こういったところから市街に持ち込まれるのだ。
どこぞのお子様がポップコーンなんぞを与えていた。あまり感心できないが…。

天人峡温泉街。良質な温泉が湧出しているわりには、いまいち人気がないように思える。旭岳の反対側の「層雲峡」の方が人気が高いようだ。
20年以上前に、崖の崩落でホテルが被害を受けたらしいが、今ではその爪痕はうかがえない。
こちらでは散策路を辿ってみる。こういうところの自販機って、何で150円なんだろうね。ペットボトルは200円。
未だに「雪崩の恐れあり 通行止め」の看板が出ているが、まぁ気にしない気にしない。ってな感じでスタスタ歩くと…まだまだ雪が残っているなぁ。やむなく崖っぷちを歩くところもあり、なかなかスリリングな道のり。
とりあえず、無事に「羽衣の滝」に到着。何でも「日本の滝100選」に選ばれたとか。なかなかの絶景。たまにはいいものだな。

帰る際、ケーキ屋で4個ほど買い、家で平らげる。「あ〜疲れた」とか言いながら横になったが、選挙の事を思い出し、「あ〜やれやれ」とか言いながら投票に向かう。どうせ選ぶなら、30年後の未来を語って、ちゃんと30年後に生きていそうな人を選びたいね。


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