Lacrimosa 日々思いを綴る
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2003年03月28日(金) プラモデル

昭和50年代後半、いわゆる「ガンプラ」が大ブレイクしました。本放送は数字もサッパリで打ち切りになった「機動戦士ガンダム」ですが、再放送でブレイク、映画にもなりました。ガンプラブームは、その頃に発生したものと思われます。
「プラモデル」というものは、兄貴の「宇宙戦艦ヤマト」のキットで見ていましたが、自分で組み立てたのは「ガンダム」シリーズが最初でした。プラモデビューは、確か1/60「シャア専用ザク」だったと思います。もっとも、組み立てはほとんど兄に頼りましたが。
モノアイにムギ球(極小の電球)を仕込んで発光するようになっていました。当時はLEDなんて使えなかったんでしょうね。子供心に「おおっすげぇ光ってる」などと感動していたものです。
当時の価格帯は、
1/144 ¥300〜500
1/100 ¥700〜800
1/60  ¥2000〜2500
てな具合になっていました。
その頃は、アニメ画をそのままキット化していたため、「腰の装甲で足の可動域がめっちゃ狭い」「足首が動かねぇ」「武器が両手で構えられない」「肩が回らない」など、ディスプレイ時のポージング制限が凄まじく、たいがいは直立不動で飾られたものでした。
小さいキットは単色形成であったため、ガンダムは真っ白、ザクは緑色、グフは真っ青でした。着色する技量もなく、そのまんまでした。それでも満足してましたねぇ。

しばらくして、ガンプラ熱が冷めた頃、今度は「軍艦プラモ」に目覚めました。
初めて組み立てた「戦艦 武蔵」は、乾電池とモーターで水上航行可能であり、風呂の中を突き進む「武蔵」の勇姿に、「おおっかっこいい〜」などと感動したものです。25メートルプールでやってみたかったなぁ。
さすがに着色するまで入れ込んではいませんでしたが、一番大きい「大和」(¥6000)も組み立てました。棚の上に飾っておいたら、猫に落とされて小破しました(笑)

しばらくプラモから離れていましたが、「ガンダム」のマスターグレード・モデルの登場で、再びプラモ熱に火が着きました。
その品質の高さに、思わずため息。価格も、
ガンダム 昔:¥700 今:¥2500
ゲルググ 昔:¥800 今:¥3000
ドムなんて¥4000っすよ。昔は¥800だったのに。5倍だよ5倍。ま、中身を見て納得したけど。
さすがにパーフェクト・グレードまでは買えないなぁ。作る時間もないし。
3つほど手付かずで置いたまんまになってるしなぁ。

今も、時間があるとプラモ屋に足を運ぶ。
小遣いを握り、プラモ屋に向かった子供の頃の胸躍る感覚が、想い出される。


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