みゆきの日記
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お昼ごはんを食べた後、眠いなぁ、、と思っていたら、トモユキが、
「みゆちゃん、少し寝てきたら? 俺が菜子ちゃん見ててあげるから。」
と言い出した。 ご飯を食べてダラダラしていたらいつも寝ちゃうのはトモユキなのに、珍しい。
「いいの?」
「いいよー。だって昨日は菜子ちゃん3回も起きたんでしょ? 昼寝しておいでよ。」
私をベッドに連れて行くと布団の中に押し込んで耳に耳栓を突っ込む。 いつも自分が夜使っているものだ。
「どう?これで菜子ちゃん泣いても大丈夫でしょ?」
「ほんとだ・・あんまり聞こえない。」
「ね?じゃ、おやすみ!」
トモユキはなんだか嬉しそうにニコニコして言った。
目が覚めたら菜子の顔が目の前にあった。 トモユキが菜子を抱っこして私の上に乗せている。
「そろそろ起きるかなぁ、と思って。」
2時間半経っていた。 菜子は夜何度か起きて泣くし、昼寝してても気になっているから、 小刻みに寝ることに慣れてしまっていて、こんなにぐっすり寝たのは久しぶり。
「気持ちよかった〜。」
「そう。よかった。」
トモユキはやさしくて可愛い。 こんな風にのんびり過ごす週末も楽しいな、といい気持ちで思った。
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