戌が思う。



 昨日。

って言っても、もう今の時間(9日午前2時半。)ではおとといだな。
彼のご両親がこっちへ来ていて、自分も合流しました。
家族のお集まりなのに参加してしまったのです、また。

お兄さん夫婦も同じ市内にいるので、
ご両親はそこへお泊まりです。
で、そのお兄さんちに行ったのです。ワタクシも。

いいんだろうか・・・

と思いながら。
だって、彼の立場だと、こうやって度々自分を
家族に会わせるって言うことが本当は困ることなんじゃないか。
彼女のことはどうするんだい?って思う。

だから自分は、うちの両親に彼はほとんど会わせません。
ショックだもん。
うちの家族は「ケッコン」ということを前提でなくては
彼のことを見ないんではないかと。
実際、彼のことを知っているけど
彼のご両親に会ったとか言うと
「どういうつもり?」とか言ってあまりいい顔をしないのです。
「あなたの責任において会っているんだから関知しない」と。
いや確かにそうだよ。

本当のところ今回会って、彼のお母さんとお話ししていたら
結婚とか話さないのかと尋ねられましたもの。
彼にそういう気がないと一度きっぱり言われている手前
「ないですねぇ〜」って言っていろいろごまかすしかない。
個人的には望むけど。
だから、ちょっと辛いかも。

彼女というモノが有りながら、
こうやって自分を両親に会わせていいのか!って
言いたいときもある、客観的にね。
でも、主観的に言えばこれは自分にとって有利なことなので
絶対に黙って、楽しくご両親と過ごします。

けど。
やっぱり心苦しいな。

複雑なイヌノココロ。
葛藤でいっぱい。

2000年10月09日(月)
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