学生の頃、試験の点はいいに越したことはなかったけど、努力してまでいい点を取ろうとは思わなかった。 中学校のときは本当にどうでもよかったし、そのせいで高校受験の時に辛酸をなめたことも「まぁ、仕方ないか。向き不向きの問題だろ」で終わった。 高校の時に赤点ラインを割って追試を受けまくった時も同じ気分だったし(さすがに留年をかけた時だけはひやひやしたが)、大学受験も、就職試験も、同じようにどうでもよく、勉強などしなかった。 はっきり言って、英語なんて糞喰らえだった。 海外では、この赤点で一番点の悪いやつが一番現地の人と会話できた。結局文法や単語なんかより、伝えたいと思う気持ちと知ってる言葉を並べまくるって事が重要なんだと知った。 片言で国内を歩く外人に対応しようとする日本人と同じだ。 言葉なんて、意思を相手に伝えようと発達したのだから、伝えたいという気持ちの強さで何とかなるのだろう。 そんな状態だった。 学生ではなくなっても、時々なんとなく英語を勉強したけど、長続きしなかった。 それがだ。 不思議だね。 最近、また英語を勉強したいと思っている。 たぶん、ご他聞に漏れずQueenを好きになったからだ。 backstreetboysを聞いていた時以上に打ち込んでいるのは・・・ コンサートに行ったからだろうか。 ミュージカルを見たからか? backstreetboysを聞いていたのは、どこかファッション性もあったんだけどね。 別に通訳になりたいとか、翻訳者になりたいとかじゃない。 (でも、日本の翻訳者って(小説に限れば)言葉のセンスない人多いような気がする) 彼らの歌詞のメッセージをもっと知りたいのだ。 対訳された意訳じゃなくて、原文で自分の感性で知りたい。 英検ぎりぎり3級程度の脳味噌で必死に辞書繰って、やさしい英文の物語を買ってきたりして(オズの魔法使い、原作でもうすぐ読破だよ/笑)何をやっているんだか・・・ 学生の時に、これくらい一生懸命勉強したらよかったのにと結構言われる。 自分にとって、これは勉強じゃないから、そういわれると困惑する。 「知りたいからそれを得ようとする」事は単なる欲望でしかなく、その欲求解消のために行動を取っているわけで・・・へんな言い方をしたら、セックスしたいからナンパすると言うのと、自分にとっては同じ事だ。 そう。勉強って言うのは、興味もないのに無理やり欲望を持てといわれること。興味もない相手と寝ろって?無理無理(笑)教師の言葉はマグロの体を通り抜けるよ。立つモノも萎えるし、濡れる場所もカラカラ。もちろん心は別のヤツのことで一杯(笑) Queenを好きになると、いろいろなものを知るようになる。 と、webのどこかだったか、雑誌のどこかだったからで目にしたことがある。 まぁ、きっとこういう事を言っているんだと思うんだよね・・・ あいつは名前の通り魅力的な[queen-(花形)-]なんだと。 だからこそ["We" are The Champions]なんだし、にもかかわらず・・・・いや、当てはめつつ始めると切がない。はっきりいえることは、Queenの歌詞はI(QUEEN)がYou(聞き手)に語りかけ、その気持ちをWe(一体化)させることだろう。その一体感にとりこになったのだ。 そしてその結果・・・ 糞食らえの英語へ顔を向けることになったんだよ。 自分から進んでね。
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