オペラ座の怪人を見て、夏コミの申しこみをする…はずだったんだけど、まぁ、どうなったかは京さんが詳しく書いているから置いといて。 原因は勿論不注意なのだが、この不注意を呼び起こすのが『当事者意識の欠如』と言うヤツだ。『あたしだけは大丈夫よ〜』『うちの子に限ってまさかね』と言うアレである。 とりあえず、持ち物は全て戻って来たわけだし(しかもごみ袋投入と言うおまけ付)、映画チケット代も帰ってきたし、いい勉強になったということで。 5人のオトナ(映画館の人4人に警官)に迷惑かけてレクチャーされて、これでもう一回置き引きされたら馬鹿ですな。 そういうわけで、いい授業になったと思えば。 荷物が戻ってきてからは、また映画を見なおす気にはなれずにダーツをしにいった。 今日は調子がいい。 そして、夜に夢を見た。 映画の始まった薄暗い館内。グレーの画面(始まったばっかりのアレね)。 階段を上って自分の席に荷物がないのを確認して、また帰る。 ここまでは現実と一緒。 ただ、前の座席に座る人の足元。自分のコートと似たコートと、京さんの鞄に似たバッグが置いてあるのを視界の端に捕らえていた。 まさかね。 そう思いつつ降りていく頭のすみで、 『アレが、あの荷物なんだ』 と思っていた。 そう言う夢だった。 荷物は、私達の席の一つ前、夢に見た場所から発見されたから、きっと脳がそれを復習していたのだろう。
|