行人徒然

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思い出すと言う事
2001年12月20日(木)

 今日は修二の命日です。






 一年前の日記を読みなおしました。また泣いてしまう弱い自分がいます。






 昨日から体調が優れないのは、そこにお前がいるからなんだろうか。
 波長が合わないのだろうか。
 ・・・あんなに一緒にいたのに?




 墓参りに行こうと言う提案は却下されちゃったよ。
 動物って言うのは、いつまでも思っていると成仏できないからさっさと忘れなきゃ駄目なんだって。
 本当にそうなのかな。




わかんないよ。




 さっき、熱で寒かったとき。
 足元にいたのはお前かな?
 それとも、少し前に暑くて足元に追いやった毛布?



 元気になったら、お前の好きだったご飯を買いに行こう。
 お前が良く登っていたあの木の下に埋めよう。
 あの木の根元は昔から、金魚だとか昆虫だとか、
 飼ってたものが死ぬと埋める場所だったよね。
 だから、落ちてたお前のひげをあそこに埋めたよ。
 誰も知らないけど、お前のお墓。
 誰も手を合わせてなんかくれないけど。
 お前はそこにいるでしょ?



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