行人徒然

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ファイヤーマン??
2001年07月05日(木)

 朝起きたら声の出ない各務。熱もまだあるようだ。ちくしょー、あそこの医者、やっぱり弱い薬しか出さないな。
 少し発声練習して会社に電話。
「もじもじ、各務でず。おばよーごじゃいまず」
すごい声です。何言ってるのかよくわかりません。事務所のおばさんも同情して、お休みをくれました。
 しかし、暑いんだよねー。元気だったら風呂掃除と称して風呂場に水張って寝てるんだけどなー。風邪じゃ悪化しちゃうもんなー。
 ごろごろごろごろごろごろごろ・・・・・
 ・・・・ごろ・・・ごろ・・・・・・ごろ・・・
 ・・・・・・・・・・・・ごろ・・・・・・・・・

 暑いってんだよっっつつつ

 祖父母がやけに心配してくれる。いえいえ、そんなに心配しないで下さい。各務は咽喉以外はもうだいぶ元気ですよ。
 午後、いきなり会社から電話くる。仕事の処理の確認・・・と、システム系の問題発生。言っちゃなんだけど、関東県内には「大宮」「長野」「水戸」「横浜」と営業所があり、うち長野と水戸のシステムも何故かあたしが管理してる。横浜にいる事務の女性は昔支店にいたのでその辺把握しているらしい。つーか、あたし派遣だって言ってんだろうがぁ!見たこともない事務所のシステムまで、何であたしが管理してんだよ。
 ・・・・内容は一緒だもん。トラブルが起こったときに電話がきて、質問しながら直してくんだ。ようはお客さまサービス係だよね。システムの人も、あたしに電話かけてくるもん。ごめんね、本社システムのNさん。


 夜。テレビで外務省で消火活動を行ったと言うオヤジさんのニュースが。33歳元右翼だと言う話。早速外務省で受付に座っている妹が帰ってきてから聞く。聞く前に妹自ら話し出す。ちなみにこいつは昔同人今堅気。この前祖父母に「おねぇちゃんの彼氏は忍者」発言をした困った奴。詳しい事は6月25日の日記をみてね。
 で。

 いんや、もー。聞いてよ(聞いてるって)。最初にあたしのところに来てね、あたしの席は普通の出入り口のところなんだけど、情報公開について聴いてきたから、その部屋とかの説明をしてたわけ。そしたら、向こうのDさん(共産党)がインタビューされてる大臣用の出入り口のほうに行っちゃって、おいおいおい〜って思ってたら、ぷしゅ〜〜〜〜っっっって。
 誰も消火器のかぶった人いなかったんだけど、もう、自分の席特等席だったよ。よく見えたし。でも、最初にその人と話したのあたしだったから、2時間も帰れなくってさ。事情聴取受けちゃったよ。もう〜ぷんぷん。

 きっと、その人にはD女史の周りに炎が見えたんでしょうな。かわいそうに。



 かの有名な「ナルちゃん憲法」、皆様ご存知ですか?我国が世界に誇る偉大な皇后陛下が御子様を御育てになる際、御付の方々にも育児方針をはっきりと理解していただくためにお書きになられた育児指導書です。(敬語間違ってないかなぁ・・・・)
 この前これを購入して、ようやく読み終わったのですが。

 父親の制服をお下がりとして着る息子。
 叔母のベビーベットで寝る甥。
 祖父が好きだったぬいぐるみをお気に入りにしている孫。

 いまどき、こんな家庭ないですよねー。天皇家って、普通の家より質素なんじゃん、もしかして。
 そして。
 いい育児書でした。
 子供を得る前に読んでおいてよかった。
 きっとあたしもあれを参考にするだろう。
 極当たり前の事なんだけど、言われるまでなかなか気付けない事。そういうことが普通にさらっと書いてある。その行間から愛がにじんで見える。


(金鶏や尾長鳥に)えさをあげた箱はからなず最後まで片付けさせてください。追いかける楽しみより、近づいてくる喜びを覚えさせるように。

何かして頂いたら、必ず「ありがとう」とお礼を言わせてください。されるのが当たり前だと思わせないように。


 文体は大体こんな感じで書かれてます。今手元に本がないので、間違ってるかもしれませんが、とにかくこの本はこういう感じの言葉がいっぱいあり、それにまつわるエピソードがあります。
 やっぱり、世界中に認められた人というのは言葉も違うんだなぁと実感しました。児童心理学を大学で専攻されていたせいもあるんだろうけど、とにかく素晴らしい方。あまり世界に胸を張って自慢できる事が少ないように思える日本だけど、あたしは外国の方に日本の自慢をしろといわれたときはいつもこういうことにしている。

 日本には、世界に誇る慈悲深い皇后陛下がいらっしゃる。

 ほとんどの人が、そのとおりだと頷いてくれるよ。


 ・・・・まっ、各務はちょっと右よりかもしれないけど。
 そう言われた事があるのでね。
 べつにぃ・・・・
 人間ってさ、誕生日が同じって言うだけでも割と親近感持っちゃうでしょ。
 そういうせいかもしれないんだけどさ。
 小さいころから、あたしは皇后陛下のことが大好きだったんだよ。
 そんだけさ。



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