思い出したら腹が立ったことをひとつ。 それは日曜日の朝に起こった。いつも休みの日は割とだらだら寝ている各務が朝8時過ぎに起床。身支度を整えて居間に現れた・・・と言うのも、各務の家は躾が行き届いているので(自分で言うな)朝起きたら居間に行って家族に朝の挨拶をする習慣があるせいだ。 「はよぉ〜っす・・・」 ふすまをあけて顔だけ出して挨拶。まだ寝ぼけ気味各務。これから顔洗うので、そのまま洗面所に向かおうとした。しかし、母方の祖父母が家に泊まりにきているので(8月頭くらいまで泊まっている予定らしい)二人には座って挨拶。 「おはようございます」 ちぇ。まだ寝てると思ってたのに。 顔洗って、あとは電車の時刻に会わせて家を出るだけ。各務、朝食を摂る習慣はあまりない。牛乳なんぞを飲みながら、居間でいっしょにぼけーっトニュースなんかを見ていたら。会話を抜粋してみよう。 祖父:「あてぎさん。今日はお仕事ですか?」 各務:「いや、遊びです」 祖母:「デートかね」 各務:「いえ。お友達(名倉くん)と・・・」 祖父:「男の子ですか」 各務:「女の子です」 祖母:「待ち合わせかい」 各務:「はい、途中駅で」 祖母:「好きな人はくるんかい」 各務:「いえ・・・」 妹(昔同人今堅気):「会いに行くんだよね、大好きな男のひとに」(ニヤリ) 祖母:「そうかい、あてぎさんね、早く連れてらっしゃい」 各務:「・・・無理ですよ」(くぉんの、クソ妹がぁぁぁぁ!!!) 祖父:「私達に遠慮しているんですか?」 各務:「そうじゃないんです(涙・・・」 妹:「くすくすくす・・・・忍者だよね」 祖父:「忍者ですか?」 祖母:「忍者屋敷で働いてるんかい」 妹:「現役バリバリの忍者だよね」 各務:「それいじょぉいうなぁぁぁぁ!!!話がややこしくなる!!」 その後、祖父母がどんな誤解をしたかは知らない。しかし、何も催促されないところを見ると、その後の収拾をつけた妹がどんな話をしたのかがちょぴっと気になるよ。
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